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2019.10.09
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カテゴリ: ラノベ
永遠に完結しないだろう、と思ってた創竜伝なんだけど、16年ぶりに新刊が出るという。
余裕で10年以上も読んでないから、この機に軽く再読するか…と思ってたが、面白いくて手が止まらない。せっかくの新刊を楽しむため既刊は読み返していきたい。漫画と違って、1日に10冊読むとかは到底できないが、たぶん1月くらいで既刊は読めるだろう。



自分語りから始めると、創竜伝を読み始めたのが高校生くらいのとき。ちょうどこのこのろは、BOOKOFFという新古書店が台頭し、お小遣いの少ない学生でも気軽に長編漫画なんかを買えるようになった時期だ。
このころの僕は、天野喜孝の美麗なイラストにハマっており、画集を買う金もないので天野喜孝がイラストを描いてた小説を買い漁ってた。 それは、グイン・サーガだったり、バンパイヤハンターDだったり、アルスラーン戦記だったりする。たしか、アルスラーン戦記の次くらいに創竜伝を読み始めたはずだ。
これが、今で言うとライトノベルというやつ…いや、当時はそんな風なジャンルがなく、伝奇小説とか、なんかそんな風に言われていた。

内容なのだが、 10代に読むとヤバイくらい中毒性がある。
簡単なあらすじをいえば、4人の竜王が色々あって日本の4兄弟に転生するのだ。4兄弟は人並み外れた身体能力を持っているだけにとどまらず、徐々に竜王としての力にも目覚めていくのだ。こう書いてみると、今流行りの異世界転生みたいですね…。
で、そんな4兄弟だけれども、当初は日本を影で操る「鎌倉の御前」という、なんか政界のドンみたいな戦ったり、アメリカの兵器会社と戦っていくのだが、しだいに対戦相手は牛種という、ツノの生えた魔族みたいなのと戦っていくことになる。
また、特徴的なのが、著者の田中芳樹が延々と本筋から離れて日本の悪口を言うというあたり。ここは、正直言って閉口するところであるのだが…。


当時はカッコいいなぁ、と思ってた4兄弟の次男、竜堂続なんだけど、今読むと別の感想になる。んー、なんかモラハラしてきそうで、いっしょに仕事とかしにくそう。
また、当時は真面目すぎてつまんないなぁ、と思ってた長男の始兄さんが。どうも苦労人というか、ケッカっ早いヤン・ウェンリーのように思えてくる。
恐らく、というか確実に始兄さんは著者の分身というか、投影なんだろうと思う 。口にする思想もそうだし、こういうのが田中芳樹の理想なんだろう。
まぁ、実際俺だって竜堂始みたいに生きてみたいとは思う。

ところで、1巻では「鎌倉の御前」という、総理大臣をも影で操るキングメーカーと戦うわけだ。しかも、この「鎌倉の御前」は竜の血を飲んでて、超能力まで使えるという。
こんな、 普通のラノベならラスボスでもいいようなキャラだけど、驚くべきことに1巻で退場である。
もったいないなぁ…と思うが、創竜伝の世界は狭い日本にとどまらないのである。日本のキングメーカーなんかポイである。
やはり、創竜伝は読んでて血がたぎる。忘れていた、10代のころの興奮の何分の1かをあじわえるの本当に楽しい。



創竜伝1超能力四兄弟【電子書籍】[ 田中芳樹 ]






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最終更新日  2019.10.09 19:53:03
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