浅五ブログ

浅五ブログ

2013.01.17
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


2012年11月13日夜、中小型の液晶ディスプレイの世界大手、ジャパンディスプレイの
能美工場(石川県)が、大きな落雷によって突如停電。工場の全電源がダウンしてしまい、
生産ラインが停止するアクシデントに陥った。

実はこの最新鋭工場では、iPhone5の出荷を支えるべく、アップル向けに昼夜問わず
フル操業を続けていたところだった。

世界的なヒット商品なだけに、主要部品の液晶ディスプレイの供給が止まることになれば、
アップルの業績にも悪影響を及ぼしてしまう恐れがある。

「他県からも技術者を呼び集めて、工場の復旧に全力を尽くした」(同社社員)

ところが、である。生産ラインの回復からまもなく、12月に入るとiPhone5の販売台数が
徐々に落ち込み、ついには減産がささやかれるようになった。

ある電機メーカー幹部は「アップルは12月中旬ごろ、主要取引先に出荷目標を大きく落とす
と通告した」と明かす。液晶なら約5割、その他の電子部品は約3割と、大幅な減産モードに
追い込まれ、半年間は低調が続きそうだという。

今や、日本の電機・部品メーカーの先端工場はアップル一色に染まっていると言っても
過言ではない。

週刊ダイヤモンドの調べでは、年間売上高の50%以上がアップル向けという冒頭のジャパン
ディスプレイを筆頭に、コンデンサなど電子部品を供給する村田製作所やTDK、太陽誘電
など業界大手も10~20%を依存していることは業界内では公然の秘密だ。

さらにソニーの数少ない稼ぎ頭であるカメラ部分のイメージセンサー(電子の目)も
iPhone向けに増産してきた。工作機械大手のファナックは昨年、iPhoneの増産を見込んで
新工場(茨城県)を稼働させたほどだ。

そんな中での最新機種の失速を、ドイツ証券のリサーチアナリスト、中根康夫氏は“アップル
ショック”と呼ぶ。

iPhone5の出荷台数は発売直後の12年10~12月の3カ月間で推定4500万台(主要部品ベース)。
しかし13年1~3月は2500万~2800万台と、半年もたたずに約40%減る可能性があるという。

先進国の購入者が一巡したという見方や、韓国サムスン電子など競合メーカーの台頭や
価格攻勢が、シェアの伸び悩みにつながっているとの観測もある。

これまで日本の最先端部品を牽引してきたアップルの失速は、依存度の高いメーカーの業績や
経営方針にも大きな影響を与えそうだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.01.17 16:48:41


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Free Space


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: