「ぶっすねぇ」これが決まりのご挨拶
初めての時は面食らった。
若かりし折 オカマ遊びに目覚め
ゲイバー通いを常とした うま蔵
しかし顔の派手さに
客に「あの子!」と指名された痛い過去がある。
「天然なんだよ!
そんで客だぁ!」
自分の肩幅が憎いです。(ノ_-。)
(オカマ=養殖 女=天然の隠語あり)
一歩踏み行った瀟洒なる部屋は
入ったものを威嚇する雰囲気があった。
由緒ある建物だからではない。
そこに集ったのは
奥様のおつきで来た男性一人を除き
全て女性 その数100名ほど
年齢は20代から70代
誰もがフルチューンの挑み顔
うま蔵とて負けるもんか!の勝負顔でやってきた。
たぶん男とデートよりも気張ったと思う
たぶん誰もが
「負けるもんですか!」
「ブスとは言わせないよ」
「ババァって
言ってみやがれ!」
の意気込みで筆を持って描いた面なのである。
たぶん男性が踏み込めば
カナリアの様に生き絶えてしまう
雰囲気である。
その女性が挑もうと待つのは
このお方!
髪で隠していますが やっぱ肩幅が物言います||。-;)
あと鎖骨から乳の膨らみまでの距離!
天晴れである。同い年の男なら
髭剃りで肌をダメにしてタルみ
日焼けでシミとシワを作って
くたびれたお年頃なのに
この美しさです。
たぶん同い年の女でも適うまい!
そう!彼女は男性です。
ニューハーフダンサーから
美容研究家になった人
この人からなら学んでもいいんじゃないか!
うま蔵はそう思い速攻で受講予約をした。
(個人的にオカマ好きもあります。)
だって古参の美容研究家って
お年が増していたり造作が今一つ
説得力に欠ける部分が||。-;)
学びたいでしょうか?
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(C)丙谷 うま蔵
この人からは特に・・・
posted by
(C)丙谷 うま蔵
彼女が現れた!
手を振るファン ざわめく高齢者層
うっとりする同世代アラフォー
悲喜こもごものザワめきをおこして
彼女は にこやかに頬笑みながら
手を振って・・・
つづく・・・