タコ社長,オーストラリア・メルボルンのスローライフな日々

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テーマ: 海外生活(7813)
カテゴリ: 移住模索期
「何で、そんなに沢山荷物持っているの?」
オランダから旅行に来ていたアデールが聞いてくる。

「このバッグの中にラジカセをいれていてね。だからバックパックを背負って、もう一つバックをさげているんだよ。」
33歳の私は、一人でオーストラリアを旅していた。途中から、このアデールと一緒に回ることになった。アデールは、オランダで繊維の染色の仕事をしていて、私と同じ年だった。ベンディゴに移住していた兄の家族を訪れたついでにオーストラリアを旅していた。私が、引越しができるほど荷物を持ってオーストラリアを回っているのが不思議だったようだ。

「いい曲ね。」ユースで山下達郎のテープを聴いていたときアデールが寄り添ってきた。タウンズビルからフェリーに乗ってマグネティックアイランドに渡っていた。青い海と空に達郎の音楽が流れ飛んでいく。なんだか、ちょっと気取ってみたくなったが、やはり私じゃ絵にならない。

「泳ごう!着替えてよ、早く。」
アデールと浜に出た時彼女はそういって自分だけさっさと着替え始めた。

ゴザひいてスイカを食べるような海の家があるわけではない。というより何もない。そこで、日本男児の私に赤フンならともかくビキニの海パンに着替えろというのだ。さすが、スエーデン、デンマークの流れを汲みに汲むオランダ人、などと感心している場合ではない。日本の横須賀の海外ほどではないにしても、そこそこ人もいる海岸だ。立って着替える勇気はない。こういうのを勇気といえるのかは分からないが。

それでも、横になった状態でなんとか着替えて海に飛び込んだ。達郎の歌が聴こえてくるような感じがした。



それにしても、あの頃はビキニがよく似合ったもんだった。



DSCN2765.jpg

20年前に、私とオーストラリア中を回ったラジカセ。




2005-07-25 12:49:23

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Last updated  2005年12月20日 21時44分04秒
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