タコ社長,オーストラリア・メルボルンのスローライフな日々

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テーマ: 海外生活(7813)
カテゴリ: タコ社長の日常
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骨が多い。




風邪を引いたときに梅干が欲しくなるように、人間年をとってくるとさっぱりしたものが食べたくなる。これは日本人だけなのだろうか。

「さっぱりしたもの」、英語で何というのか。「あっさりしたもの」、も同じように使っている。日本食では、酢の物に代表されるものがこの部類だろうか。インド、中国、タイ料理などではあまりさっぱりしたものというのが思いつかない。ベトナム料理で出てくる春巻きを浸すあのソースはさっぱりしている。オーストラリアに住んでいて、日本人同士でない限り食卓にこんなものは望みようがない。こちらは、肉にかけるドロっとした胸焼け肉汁ソース(Gravy)の世界だ。

ここのところ一週間ほど咳が止まらなく、会社では誰も回りに人が寄ってこない。そんな先日、オランダ系の連れ合いの父親の誕生日があった。弁当忘れても誕生日は忘れられないこの国、週末、平日に関わりなく集まることになっている。そして、だいたい嬉しいことに平日が多い。どんなに会社を急いで出ても、郊外に住んでいる両親宅に着くのは8時近くになる。それから飲み食いだ。高熱でうなされているとかじゃないと欠席はできない。

その夜の料理は、朝から母親がじっくりと煮込んだウサギと牛肉入りのコロッケなど。「ウサギ追いし彼の山」なんて思いながら肉汁ソースをたっぷり過ぎるくらいかけて食す。このウサギ料理はおいしいが。

それにしても、毎年なんで自分の歳が一つ増えることをそんなにしつこく追求しないとならないのだろうか。中国人の中には自分の両親の誕生日を知らない人が結構いて驚いたことがある。人生が、一本の線のように進んでいるのだろう。こちらは、クルクル回って目も回る西洋社会。

私は、だんだんと食べ物も人間関係も「さっぱりしたもの」がいいように思えてきている、なんて思ってもいえない環境のなかで毎日生活している。そんな「さっぱりしたもの」が欲しければ、風呂敷抱えて日本に帰るしかないのかもしれない。

しかし、今の日本は人間関係が逆にさっぱりしすぎて、隣に誰が住んでいるのか分からないような「玄米ご飯」のようにポロポロとした人間関係が勢いづいているともきく。親子の関係も危ないというし、夫婦も大変だ。



もうすぐ連れ合いの誕生日だ。





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Last updated  2007年01月21日 18時34分02秒
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