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2010年12月31日
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カテゴリ: 本の紹介

 【中古】新書 「超」整理法-情報検索と発想の新システム-【10P21dec10】【画】


第一章 紙と戦う「超」整理法
第二章 パソコンによる「超」整理法
第三章 整理法の一般理論
第四章 アイディア製造システム
終章 高度知識社会に向けて

1993年の本なので、今から考えるとPCの性能も低く、当時ならではの苦労も書かれている。
だからこそ、情報整理の基本的な考え方、原理についてよく書かれている。

本書では「整理は分類」という考え方では破綻することを序章で述べている。
理由は1.こうもり問題、2.引継ぎ問題、3.<君の名は>シンドロームといった問題が発生するからだ。
1.は、例えば「土地」と「税」という分類項目を立てたときに「土地課税」の資料はどちらに入るのか、といった問題。
2.は新しく分類項目が増えた時に、これまであった分類項目からどう引き継ぐかという問題。
3.は分類項目の名前を忘れてしまうと検索できなくなるという問題。

著者は分類ではなく「時間軸」に沿って資料を並べることを提案する。

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ぼくも基本的に「時間軸」に沿った整理が実用的だと思う。
PCのフォルダも基本的には"101231_****"のように名前をつけて整理をしている。
分類をすると後で「あれ、どこに入れたっけ?」ということが起きるので、この本にあるように「ポケット1つ原則」の方が結局は探しやすいことが多い。
しかし、PCであれば、間違った分類をしても検索することができるのでゆるやかに自由に分類してもいいかと思う。 






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最終更新日  2010年12月31日 07時41分56秒
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