中国の中枢-北京からの日記(2度目の留学編)

中国の中枢-北京からの日記(2度目の留学編)

2006.02.13
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みなさんこんにちは

今日は引き続きインドネシアの方々に同行し、ハウステンボスの視察研修に行ってきました。

今回視察研修いたしましたハウステンボスを皆さんにご紹介します。
視察概要ですが、13:00ハウステンボス到着後、研修室へ移動しハウステンボスの歴史・概要をビデオによって学びその後、実際の施設を見学いたしました。
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●ハウステンボスの概要
・立地  長崎県佐世保市ハウステンボス町 佐世保市と西彼杵半島の間にある針尾島にあります。
・総面積 152ヘクタール ディズニーランドの約2つ分
・オープン  1992年(平成4年)3月25日
・由来  「ハウステンボス」とはオランダ語で「森の家」


【ハウステンボスプロジェクト】
オランダ国王ベアトリクス女王陛下がおすまいの宮殿「パレスハウステンボス」を忠実に再現する許可を頂き、街づくりは干拓によって国づくりを行ってきたオランダの、400年の英知に学んだもので 「人と自然の共存」 をコンセプトとしているようです。

【開発により自然を破壊するのではなく、自然をよみがえらせる街づくり】
長い間利用されないまま放置されていた工業団地用地として開発された埋め立て地を利用。無機質、無生物的な死んだ土地に、自然環境をよみがえらせることからスタート。

【自然と調和しながらエコロジカルな環境】
干拓の国オランダの知恵と哲学に学び、生態系の保護と人間の快適な住環境の創造を両立すべく、最新のハイテクノロジーを駆使した新しい街づくりを目指しているようです。


●みなさんはハウステンボスに関してどのようなイメージをお持ちですか??
オランダの町並み、チューリップや水車などをイメージされる方がほとんどだと思います。僕もそうでした。しかし外見的なイメージコンセプトだけでなく 「人と自然の共存」 をコンセプトとに環境問題にも力をいれている世界に類のないテーマパークなんです。

●環境問題への取り組み
「エコロジー(自然の生態系の保護)とエコノミー(人間の経済活動)の共存」 を可能にするのは、人間の知恵と、人間が開発したテクノロジーです。
 この街を訪れる人々に快適空間を提供している、最高レベルの先進の都市機能を備えたインテリジェントタウンをご紹介します。

●ハウステンボスの環境設備
(1) 水環境 【海水淡水化プラント】【排水処理システム】【運河の水質保全】


(2) エネルギー環境  【コ・ジェネレーションシステム】
 大気にやさしい天然ガスを燃料として,蒸気(熱)と電気を同時に供給するシステム。

(3) 廃棄物処理  【リサイクル・コンポーネントシステム】
 生ゴミを良質の堆肥に変えて場内の植栽に有効活用するシステム。

(4) 運河  全長約6km、容積(水量)約32万立方m
 運河の底部には溝を造り、ごみや落ち葉、底泥などを効率よく除去。運河の中には、ボラ・ヒラメ・カワハギ・メイタなど大村湾で見られる魚がすみついています。

(5) 共同溝
 全長3.2km(冷水、蒸気、上水、中水、排水、電気、通信、情報用配管配線等)


●それではこれらの環境設備を視察研修時の写真を交えてご紹介しましょう

【海水淡水化プラント】
海水を1日最大1,000立方メートルの真水に変えることができる「淡水化プラント」を設置。水不足時、市民の水としても対応可能。

【排水処理システム】
場内の汚水は、すべて排水処理施設に集められ、高度処理を施した上で、中水として冷房施設の冷却塔補給水や水洗トイレの洗浄水、また場内の樹木の散水用として再利用されているようです。さらに余った中水は、土壌浸透施設を通じて大地に浸透させているとのこと。

汚水に混じる固形物を粉砕する装置
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汚水処理施設
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【コ・ジェネレーションシステム】
大気にやさしい天然ガスを燃料として、蒸気(熱)と電気を同時に供給するシステムです。ここで生産された電気は場内で有効に利用されており、蒸気は地域冷暖房に必要な熱量の70%をまかなっています。暖房や給湯には蒸気を熱源として使用し、冷房用には吸収式冷凍機を通じて、蒸気から冷水(7度)を生産しています。
さらに、深夜電力の活用により電力の負荷平順化に寄与しています。また、「省コスト」対策として、有効容積2,100立方メートルの蓄熱槽を設置しています。

エネルギープラント入り口
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エネルギープラント
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【リサイクル・コンポーネントシステム】
ハウステンボスで、1年間に発生するゴミの量は約2600トン。そこで100を超える企業が参画して環境関連技術の研究・実験活動を行っているハウステンボス環境研究会がリサイクル・コンポストシステムを開発。生ゴミに好気性のバクテリアを投入して70~80度で高温発酵させ、良質な堆肥に変えることに成功しました。

 さらにゴミ袋の研究にも着手。従来のゴミ袋は、分解・発酵できないため、微生物が二酸化炭素と水に分解してくれる新しい素材を開発。ついにゴミ袋丸ごと処理可能となった。

 注目されるのは、同システムが省エネルギーにも効果を発揮すること。生ゴミ焼却の補助燃料として使用する化石燃料(重油)の量をシステム導入前と導入後で比較したところ、約80%も減ったそうです。さらに、地球環境にダメージを与える二酸化炭素などの排出量が約40%減となり、ゴミ全体のリサイクル率も29%から62%へと飛躍的にアップ。これらが高く評価され、今年2月、東京で開かれた「平成9年度省エネルギー優秀事例全国大会」で最も栄誉ある「通商産業大臣賞」を受賞。これを機に、システムを開発した長崎バイオパークなどが中心となり、全国向けのコンサルティング販売という新しい試みにもチャレンジしているようです。

 さらにリサイクル・コンポストシステムから生まれた堆肥は高温発酵を1週間以上継続させているため、牛糞や鶏糞から作られる市販の堆肥に比べて安全性が高く、大腸菌がほとんど見当たらないことが、(財)日本食品分析センター・九州支社の分析で立証されたようです。

 地球環境保護に取り組まなければならない今、ゴミ問題は早急に解決すべき人類共通の課題でありリサイクル・コンポストシステムは、生ゴミを宝の山に変えてしまう、まさに夢のような技術といえるでしょう。

【共同溝】
ハウステンボスの地下には、共同溝というトンネルが張り巡らされており、電力、通信、空調、衛生、熱供給、水供給など、街の営みに欠かせないあらゆる機能の動脈として、つねに安全で快適な環境を提供しているようです。
共同溝は欧米諸国で古くから発達した技術で、街の景観維持・将来計画への対応・設備の維持管理など多くのメリットをもっています。
 共同溝の総延長は3.2kmで、その枠となる部分の断面は縦2.5m、横6mと巨大なものです。
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このようか感じで視察終了。
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以下に僕が本日撮った写真を掲載します。

ハウステンボスのメインタワー ドムトールン
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海辺(ハーバー)の様子
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その他
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Last updated  2006.02.16 13:31:25
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