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2003年03月12日
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そもそもマーガリンとは何でしょう。私たちの食卓にのぼる植物油を原材料にした食用油はトローリとした液状をしています。これは不飽和脂肪酸の特徴の一つで、常温では固まらないような化学式を持っています。そこに水素添加を行い、加工することによって、油が固まります。これはまさに原油からプラスチックを作る過程とそっくりであって、油脂の専門家はマーガリンを「プラスチック食品」と呼ぶそうです。

『自然食辞典』『ケーリー博士のガン療法』などの著作で有名なフレッド・ローは、自然食品の販売店を経営していたときにマーガリンの危険性を示唆する面白い実験をしました。

「この実験は本当に素人の実験で、専門の技術者がやるような実験ではなかった。それはまで自分の店で売っていたのと同じマーガリンの小さな塊を小さな皿にのせ、その皿を店の奥部屋の窓ぎわに置いただけである。

マーガリンが本当の食べ物であるなら、虫や細菌がやってくるのに好都合な場所にあるこのごちそうに、大喜びしてむらがるに違いないと考えたからだ。バターの場合にそうであるように、蝿や蟻やかびがマーガリンの上にもいっぱいになるに違いない。もしその通りになるならば、マーガリンが自然の仕組みに支配された、プラスチックとは違った立派な食物であることを示す状況証拠にはなる、と私は考えた。そうなれば私はもう一度堂々とマーガリンを売ることができる。

しかしマーガリンの塊はやはりバターと違っていた。この塊は二年たとうともとのままであり続けているようだった。その間どんな虫も一匹としてその塊に近寄るのを眼にすることはなかったし、一かけらのかびも生えはしなかった…(以下略)」(オフィス今村刊『危険な油が病気を起こしている』より)

虫も寄り付かない、かびも生えない異常な物質。それが私たちが知っているマーガリンだったのです。分子栄養学の権威三石巌博士はマーガリンの危険性を三十年前から著書の中で繰り返し警告を発していました。

三石博士はマーガリンの生成過程で発生するトランス型脂肪酸が自然界には存在しない物質であると指摘し、それが体内の局所ホルモン(プロスタグランディン)に異常をきたし、炎症を誘発していたことがクローン病の原因ではないか考えていました。その後トランス型脂肪酸の研究が進むにつれて、三石博士の説が正しかったことが世界で認められています。

(続く)





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Last updated  2003年03月17日 13時44分56秒
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