かなよかなよ、たま

かなよかなよ、たま

病院1でまさかの告知



部屋に呼ばれたので入ろうとすると、母が無理矢理一緒に入ってきた。

もしガンだったら家族が別の日に呼ばれたりするだろうとたかをくくっていた私は、まさかその場でそんな話がされるとは思ってもいなかった。
エコーの診察の件もあったし、少し不安もあったけどまさか、ねえ・・・

最初にマンモの画像を見せられた。

見た感想→(薄っ)あんなにぎゅうぎゅうに押してのばしたのに、なんて薄い私の胸。

しかし全部真っ白でどっかに何があるとか全然わからない。
先生曰く、若いアジアの女性は乳腺がはっているからわかりづらいそうです。(確かこんな感じで言ってました。)
だからマンモの結果としては、(ガンの確立は)0に近いです。と先生。
私、「ほっ」
つづけて先生「しかしね、エコーの結果がまずいです。」
私、「へ?」
エコーの画像を見せながら先生、「この画像を見る限りでは、5段階中4~5ガンと言えます。」

その後は頭が真っ白で何を言われたのは覚えていないが、ここで治療するより設備の整った他の病院の紹介状を書いてくれるということだけ覚えている。

母は、隣でだらだら涙を流している私に、しっかり聞きなさいとだけ言った。

病室を出る時も母は、泣いてる姿を他人に見られては気の毒だと思ったのかそのままトイレにまっすぐ入りなさい、とアドバイス。

トイレでわんわん泣いた。

トイレから出ると一緒に来ていた姉も涙を流しながら、「アボ(父)がいるから大丈夫」だよと私の頭を抱きかかえてくれた。

そのまま会社に行くのを母に止められ、帰宅。

夕方にはテレビを見て笑えるようになった。家族の前でどこか強がっていた部分もある。

夜、家族会議をして今後のことを話し合った。

兄の「たまは強いから大丈夫だよな」の一言で泣きそうになったが我慢した。いや、ちょっと泣いたかも。

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