かなよかなよ、たま

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AC療法-入院


いよいよ抗がん剤の投与が始まる。

今回始まる抗がん剤はAC療法というもの。
AC療法はdoxorubicin(アドリアシン)とcyclophosphamide(エンドキサン)を併用する治療。
この2つの薬や吐き気止めを約3時間かけて点滴する。
主な副作用は吐き気、脱毛、白血球の低下等。
患者として心配なのは吐き気と脱毛だけど、医者の立場からすると白血球の低下が一番心配だそうだ。
白血球が下がると、体の抵抗力が下がる為に他の病気にかかりやすかったりするらしい。

脱毛に関しては、9月に美容師をしている友達に、ロングだった髪をショートボブまで切ってもらい抜け毛の準備をした。

髪が抜けてしまうなんて想像もできない。

初めての入院は4人部屋希望にした。
6人部屋なら部屋代はいらないけど、人が多すぎても嫌だし、個室も怖いし、2人部屋も変な人だったら最悪だし・・・
と迷った末、4人部屋を選択。その後の4回の入院も全部4人部屋でした。
部屋には同じ治療を同じ日から始めるOさんという人がいた。
一緒の人がいて心強かった。

私の入院した病棟は外科、整形、耳鼻咽喉と3つの科が合わさった病棟で、色々な患者さんがいた。
同室に整形の患者さんもいたけど、いびきと寝言がすごくてすごく怖かった。
でも隣のベッドの耳鼻科の患者さんは姪っ子と同い年のおちびちゃんで、こんな小さい子が今までこの寝言を我慢してがんばってるんだと思ったら我慢できた。

10/3 AC1回目投与。
投与した日は家族も来てくれてて、夕食までもりもり食べた。
Oさんはすでに気分が悪そう。顔色なんてまっちろである。

ところが私もその夜から吐き気がひどくて起きるのも一苦労。
そんな状態が4日間続いた。
3日目の夜、副作用の便秘が気持ち悪い原因かも、と思い、目薬みたいな便秘薬を夜に飲んだ。

しかし夜中にタイミング悪く起きてしまい、なんとなくおなかが痛い気がしてトイレへ。

そこで私はとうとう3回ほど吐いてしまった。

汚くてここには書けないけど、その時に看護士さんがしてくれたこと、しようとしてくれたことにはほんとに感謝、尊敬である。

4日目からおかゆくらいなら食べられるようになった。
5日目に病院内にある美容院で髪を洗ってもらった。
6日目に生理が来て不思議だった。止まってしまうと思ってたけど・・・

10日ほど入院して、退院予定日の朝に白血球の数値が合格なら退院。私は無事退院決定。同室のOさんは白血球の数値があまり上がっておらず退院できるか微妙だったが、注射を打ってなんとかクリア。

とりあえず1回目の抗がん剤は終わった。
その後からは通院で抗がん剤を投与していく。

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