ARCH ENEMY



まぁ、そんなこと言ってもまったく意味がわからないと思うので、もうちょっと詳しく言うと、まずこのバンドの一番の魅力、それは、アモット兄弟によるリフ・リードギターのサウンドである。二人ともめちゃめちゃすごいギターテクを持っており、それぞれのリフやソロの巧さはもちろんのこと、二人の掛け合いから生まれるメロディアスなギタープレイは必聴!!!
初めてこれを聞いたとき、メタルにも関わらず、まったく対称的なところにあると思われるクラシックのメロディを思い出してしまいました。もしかしたら、メタルとクラシックは意外に似てるのかも。

さらに、その二人のギタープレイを支えるベースのシャーリー・ダンジェロと、ドラムのダニエル・アーランドソンを忘れてはならない。
そのプレイの激しさとは裏腹に、あまり目立たないリズムパートだが、この二人は違う。この超速で激しい曲の中で、確実で正確なリズムを刻むとともに、その存在感を大いにアピールしている。それは、それぞれ個人の力では生み出せないだろう。二人のテクニックの高さと、魂の協調があってこそ、それを確実にしている。
これだけでも、最強と言うにふさわしい。

しかし、これだけではない。このバンドの一番特異なのは、デスメタルにも関わらず、ボーカルが女性なのだ。アンジェラ・ゴソウ。彼女は、このバンドの前のボーカルが抜けたあとに、バンドに気に入られ加入した。その声は、男とか女とかそんなものは関係ない。彼女の叫びは、すでに野獣の咆哮である!この凄さは、実際に聴いてみないとわからない。是非、一度聴いてもらいたい!!

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