2005.11.18
XML
カテゴリ: 映画
『どろろ』と聞いて「手塚治虫のまんが!」と、即答できるのは僕から上の年代の人たちだろうと思っていました。


その『どろろ』が、2007年に『どろろ DORORO』として実写映画化されることが決まりました。
どろろ役に柴咲コウ、百鬼丸役には妻夫木聡という配役のようです。
監督は『黄泉がえり』『この胸いっぱいの愛を』の塩田昭彦。
アクション監督には映画『HERO』『LOVERS』でその手腕を見せた中国の程小東。
20億円超の制作費を投入し、邦画最大規模の超大作になるもよう。凄いですね。
CGを駆使し、アクションはワイヤーを使った派手なモノになるようです。
来年1月からニュージーランドなどで撮影が行われる予定です。


確かに手塚マンガでは、どろろはコソ泥の男の子(実は女の子)です。
しかし今回の映画では「百鬼丸とどろろの関係性をよりスリリングなものにしたい」ということで百鬼丸と同年代という設定に変更されたようです。
時代背景も原作の日本の戦国時代から「特殊な」時代に変更。特に定めないようですね。

手塚マンガが実写化されることが、僕としてはちょっと心配です。
確か過去に実写化したものは成功した試しがないかと‥‥
やはり手塚作品はアニメでなきゃね。

どろろ


ここで、『どろろ』を知らない人のために手塚治虫原作のあらすじを‥‥

室町時代の末期から戦国時代にかけての物語。
天下取りの野望に燃える武将 醍醐景光は、天下取りの代償に生まれてくる我が子を48の魔神に捧げてしまうのです。
生まれてきた赤ん坊は、体の48の部分を失っていました。
景光はその子を川に流し捨てます。

実はその子は特殊な能力(超能力)を持っており、繋ぎ足された体の部分を自由に操ることができるようになり成長します。
成長した百鬼丸は、体中に武器を仕込んで(義手を仕込み刀にするなど)旅に出ます。
自分の体の一部を持つ妖怪を退治すると、無くしたその部分を取り戻すことができるというのです。
その旅の途中でコソ泥のどろろと出会います。
どろろは義手に仕込まれた刀に目をつけ、百鬼丸の後をつけ回すようになります。



お分かりだと思いますが、タイトルは『どろろ』ですが、実は主人公は百鬼丸として描かれています。
このマンガは1967年より連載がはじまり、1969年にアニメ化(モノクロ)された手塚治虫の代表作です。
この百鬼丸のキャラクターは、その後の手塚治虫の代表作となる『ブラックジャック』に投影されます。
継ぎ接ぎだらけのブラックジャックの体や義体のピノコが、不具、不遇な百鬼丸と似た境遇にあることが分かるでしょう。
ブラックジャックを手術した本間医師も、ピノコを作ったブラックジャックでも、百鬼丸を作り上げた寿海と同じ位置づけなのです。


さて、映画『どろろ DORORO』。原作より40年を経て、どう生まれ変わるのか。
はたして実写化はうまくいくのか!?
楽しみに待ちたいと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.11.18 23:43:43
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

コメント新着

背番号のないエースG @ Re:NHK 朝ドラ  『NHK「澪つくし」  ~ ああ銚子鉄…
ペット総合サイト @ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! <smal…
ペット総合サイト @ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! <smal…
ペット総合サイト @ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! <smal…
まあくん&ママ @ は、早い~ さすが多聞亭さん♪情報待ってましたー♪ …

バックナンバー

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01

プロフィール

多聞亭

多聞亭

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: