PR
キーワードサーチ
フリーページ
カレンダー
コメント新着

◆◆ そんな私も高校3年生になり大学進学の為の勉強が
ままならないと担任に相談すると、先生同士が協力して
くれて家出先を探してくれました。
それは都内の大田区にある下町の大家さんの2階が4室
ほどの貸し間になっている物件でした。
◆◆
◆◆ 階段を上がってすぐのその部屋は、3畳一間の洗面所
も水道もない共同便所の、、物置のような部屋でした。
でも、高校生の私には冒険の第一歩の生活の始まりす。
◆◆
◆◆ どうやって父親の許可を取ったのかは記憶にないの
ですが、多分全て事後報告だったように思います。
「家出」の当日は父が寝具と勉強机とカラーラック1台を
車に積んで妹と一緒に送ってくれました。
なんだかんだといっても、やはり親なのですね。
◆◆
◆◆ 着いて荷物を運び込んで、1万円をホラっと渡して
くれて「必要なものを買ってこい!」と父親は渡して
くれました。
それを持ってまだ見知らぬ土地を妹と彷徨い食器を
買いました。
コーヒーカップを1組買おうとする私に妹が言います。
「二つあったほうが良いよ?」
「二つはいらないよ!?」と言う私に二つ違いの妹は
笑って、、。
「必要になるから、、?」と言います。
うん、、、?◆◆
◆◆ 家族が帰った3畳一間は希望に満ちていましたが、
すぐに寂しさもやってきました。
翌日からそこから学校に通わなければなりません。
生活の資金は若干の貯蓄と友人に紹介してもらった
東急ストアの前身の「東光ストア」の食品売り場での
アルバイトでした。
初めての社会生活に全てが新鮮に感じる毎日が始まり
ます。
◆◆
◆◆ 食生活が一変しました。
学校ではパンも買えないないので昼食を諦めていた私を
可哀想に思って、クラスメイトが自分の持参した弁当の
蓋に半分近くを分けてくれました。
昼食時間になると自分からそれをもらいに行けず、声が
掛かるのをただただ待っていました。
空腹と侘しさで一杯です。
◆◆
◆◆ アルバイトを終えて帰宅すると、電熱機に片手鍋を
乗せてお湯を沸かしインスタントラーメンを作って食べ
ました。
もちろん炊飯器はありません。
片手鍋から出来上がったラーメンをそのまま食べました。
あとは食パンを齧るくらいの、、?
◆◆
「ありがとうございました」
大家さんは自転車で魚を売り歩く行商人でした。
支度小屋が離れにあり、そこの水道を使わせてもらい
洗面やラーメンの水をそこから汲み上げる生活でした。
とても親切な老婦婦が住んでおられ、懐かしい青春の
思い出です。
「愛猫との生活」振り返れば、、?つれづ… 2022.12.28
「ラーバ」ってアニメご存知ですか?つれ… 2022.12.27
「クリスマスプレゼント」嬉しい!もらっ… 2022.12.26