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2004年11月25日
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カテゴリ: さだまさし
さだまさしさんの音楽、その34は「初雪の頃」
さださんらしいというか、田舎から都会に出て来た人が、田舎にいる家族に宛てた手紙といった内容です。さださん自身、バイオリンのレッスンで長崎から、東京に出てきたという過去があるので、このような曲が多いのでしょうね。。

『初雪の頃 郷里を離れて あれから二つほど
 季節が過ぎました 元気ですか こちらは無事に生きてます』
郷里を出て、新しい生活が始めたとき、なかなか時間に余裕を持つことが出来ないのでしょう。新しい環境に馴染む=自分の立ち位置を見つけることが、先決問題となり、郷里を振り返る余裕はなかなか出てきません。季節がふたつほど過ぎた頃、半年程度たった頃にようやく、振り返る余裕がでてくるもの。

『都会はひとが言う程に 怖い処だと思わない
ただ 時々電車の窓に写る 疲れた自分に驚いて
案外 都会の魔物の正体は きっとそんなものです』
「都会は怖い処だ」とよく言われます。でも、実際は「都会が怖い」のではなく、その中で疲れていく自分が怖いだけのこと。都会に出てくる時には、持っていたはずの、野心や夢、希望といったものが、日々の生活に追われているうちにすり減っていってしまう。その恐怖から「都会は怖い」と言われるようになったのでしょう。


実際に忙しいことはあります。でも時として「忙しいと言うこと」に忙しがっている時がありませんか? なんとなく「暇なこと」は罪のような気がして、手帳の余白を埋めていってしまっている自分。手帳が黒くなることで、生きている実感を持ってしまう。そんなことはありませんか? 時間を有効に使うことは、非常に難しいことです。それをいいことに、無駄な時間を作っていませんか? 忙しさなんて、案外そんなものなのかも知れません。

『そういう訳です 少しは自信もついて来ましたから
 必ず胸を張って帰ります きっと初雪の降る前に』
一度出て行ったところへ戻るとき人は、なんらかの成果を持って帰りたがります。郷里で待っている人が、戻るだけでは満足してくれないだろうと...でも実際は、その人が元気に帰ってきてくれることが、一番大切なんですけどね、

みなさんも、旅立ってきた「心の郷里」に帰る旅をしませんか? 旅は「帰るためにある」んです。「行ったきり」は旅ではありません。誰かが待ってくれていると信じて...





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最終更新日  2004年11月25日 15時08分22秒
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