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2005年03月03日
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カテゴリ: さだまさし
さだまさしさんの音楽、その47は「風邪」
桃の節句ということで、それにちなんだ曲を考えたんですが、さださんの曲で「桃」が出てくるものってないみたいです。ということで、次にタイムリーな「風邪」を...って単に私が風邪をひいているからなんですが(爆)なんだかんだで、二週連続「グレープ」です。

『今日は風邪をひいてしまったから
 きみへの電話は止すよ
 こんなシオカラ声じゃ
 君に よけいな心配させる』
風邪をひきかけの時に電話で「もしかして風邪ひいている?」って聞かれると、なんだかうれしくなります。ちゃんと声の違い気がついてくれているだって。風邪をひくと、なにをするのも億劫になります。

『季節が かわれば 風邪もなおるよ
 そしたら 最初に電話をするよ』

『季節がかわれば 風邪もなおるよ
 そしたら最初に 返事を書くよ』
最後のフレーズですが、ここからも「風邪」の意味が暗喩であるように捉えられます。
『所できみから手紙が来たよ
 初めの頃みたいに
 少し照れくさそうな
 文字が とりとめもないことばで』
つき合っていた相手と、どことなく疲れてしまった...その状況を「風邪」で暗喩しているのではないでしょうか? 季節が変わる=時をおく ということで、時間が解決してくれる程度の些細な問題。それを「風邪」といっているように見えます。

この時代のさださんは、文学青年というか、テーマに対して斜めから当たるだけでなく、さらにオブラートに包み込んでいるようで、かなり詳細に読み込まないと、真の意味にたどり着けないような曲が多いように思えます。かと思うと、逆に「ストレート一本!」といった単純な曲か。今のさださんのような、投球の幅はまだなかったんでしょうね。





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最終更新日  2005年03月03日 13時39分58秒
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