忘却の彼方へ 別館(たぬちゃん 日々雑感)

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2005年10月22日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日初めて知覧に行ってきました。いわずと知れた特攻隊の基地の一つがあった街です。特攻を「間違っていた」「おかしい」とかたづけるのは簡単です。でも、ならあの時代に生まれていて同じ立場にいたとして「間違っている」と言えたでしょうか? 戦争の「勝ち負け」という意味では、「無意味」だったのかもしれません。でも今の私たちの礎を築いてくださったのも事実のはず。そういった視点で、資料館を見ますと、また違った感想が生まれてきます。今年は長崎で平和を祈り、そして知覧。戦後60年という節目の年ではありますが、今一度考え直さないといけないのかも知れません。

最近「若者は」とよく言われます。「平和ぼけ」とも...でも今日資料館で見た中学生たち(修学旅行生)は、「まだまだ日本は大丈夫だ。死んでいない」と思わせる眼差しで見学していました。どっちかというと、中年のおばさんのほうが「もう終わっている」といった態度(=笑いながら、特攻隊の写真をみて「あ、この人かっこいい」など)でした。

今年初めて参加したさだまさしさんの「夏 長崎から」でも同じことを感じました。若い世代(それも中学生や高校生)のほうが、「平和」について真摯に考えを巡らせています。なにが「平和」なのかは、すごく難しい問いです。「戦争がない」状況なら「平和」かというとそうじゃない。今の若い人たちは「戦争がない」ことが当たり前の時代に生まれてきています。その中からさらに「平和」を考えていく。そうすることによってしか生まれて来ない「回答」があるはず。

そのために、歴史と正面から向き合うことは非常に大切なこと。人が人を殺すために爆弾を積んで特攻していく。その狂気とも思える行動はなぜなのか?そのような状況におかれてなお、すごく自然な笑顔を見せることが出来るのはなぜなのか?

今日みた中学生たちなら、その回答を見つけることが出来るかも知れません。彼ら、彼女らがいるのならば、まだまだ日本は大丈夫です。





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最終更新日  2005年10月22日 22時20分09秒
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