大阪市営地下鉄で最も新しい路線、今里筋(いまざとすじ)線に乗ってみました。
2006年12月24日に開業した今里筋線は、井高野(いたかの)駅~今里駅間、11.9kmを結ぶ路線です。先に営業を始めた長堀鶴見緑地線(大正駅~門真南駅、15.0km)と同じく、「鉄輪式」のリニアモーター駆動の地下鉄です。
鉄輪式とは簡単に言えば、普通の鉄道と同じ鉄の車輪でレール上を入るということで、高速で走る浮上式とはまったく別のものです。営業時の最高速度は時速70kmです。
ちなみに、長堀鶴見緑地線(1990年開業当初は鶴見緑地線)は、日本初の鉄輪式リニアモーター駆動の鉄道です。
太子橋今市駅にて
↑これが、今里筋線のトンネルです。線路の幅は標準軌(1435mm)ですが、それに比べてトンネルの高さが低いことがお分かりでしょうか。板状のリニアモーターの採用で車両の床が低くなり、トンネル断面積を小さくして建設費を抑えることができるわけです。
井高野駅にて
↑今里筋線の車両、80系です。80という数字は、今里筋線の正式名称、「大阪市高速鉄道8号線」にちなんでいるそうです。
井高野駅にて
↑大阪市営地下鉄ではじめて、ホームに自動開閉式の柵が設けられました。だから撮影しづらいです(苦笑)。天井の架線が車両と接しそうなくらい近いですね。地上に出ることがないので、こういう構造にすることができるのでしょう。
「LIM」=リニアモーター
↑LIMは、リニアモーターのことです。車内のシートが見えていますね。定員どおりに座ってもらえるよう、バケットシートが採用されています。
井高野駅
↑井高野駅の地上部分です。地下コンコースとの間には、エレベータとエスカレータが設置されています。また、地下に駐輪場もあります。