PC版トレイン・シミュレータの京阪電気鉄道バージョンを持っています。発売されたのは2000年ごろで、改めて見てみると、その当時の様子がよくわかって興味深いものです。
当時、京橋(大阪)を出発した出町柳行きの特急は、七条(京都)までノンストップでした。大阪-京都間の速達性をJRや阪急と競っていました。
もちろん車両は8000系。車窓からの景色を見ると、寝屋川駅では連続立体工事の最中で、大阪方面の線路はまだ敷設されていません。
8000系(森小路駅付近)
現在の特急は、京橋を出発したあと、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、七条と、途中の主要な駅に停車します。(ただし平日夕方以降に京都方向にだけ設定されている「快速特急」は、枚方市と樟葉には停まりません。)
枚方市駅にて
8000系は、大阪-京都間ノンストップを前提として製造された車両だと思います。扉は片側に2ヶ所しかなく、混雑する時間帯の運用には向いていません。大阪-京都間ノンストップをあきらめた今、その後に投入された3枚扉の9000系や新3000系にやや押され気味の感がします。
それでも、ほかの系統が緑や青を基調とする配色なのに対して、暖色系「特急色」の8000系は、鳩をイメージしたヘッドマークを掲げて、やはり京阪の「顔」なのであります。
8000系の車内
特別な料金が要らない特急であるにもかかわらず、8000系車両のグレードは高く、車内には広告も無く、そのこだわりはたいしたものです。
テレビカー
京阪の特急といえば、「テレビカー」。はじめはアナログ地上波を受信していましたが、アンテナの向きにかなり苦労したと聞いたことがあります。
その後、BS衛星放送、そして現在は地上波デジタル放送を受信しているそうです。ここにも時代の変化を感じます。
ダブルデッカー車両
そして8000系のもう一つの「目玉」が2階建て車両です。上の写真では分かりづらいですが、車両には京都の「時代祭」の行列の様子が描かれています。ただし、新配色の塗装に変更中で、新塗装の車両にはこの行列は描かれていませんので、見るなら今のうちです。