京阪電気鉄道・古川橋駅の東に、関西電力・古川橋変電所があります。
古川橋変電所
門真市の資料を調べていると、「古川橋変電所の完成(大正11年)」という記述を見つけました。1922年のことです。当時は大同電力の古川橋変電所でした。
大同電力は「木曽電気興業」「大阪送電」「日本水力」が1920年に合併してできた会社です。
木曽電気興業は名古屋電燈という会社が設立した特殊鋼製造会社ですが、木曽川水系に発電所を建設して電力源とし、かつ名古屋方面への電力供給も目指していました。しかしその後、京阪電気鉄道の当時の社長とともに大阪送電を設立し、関西方面への電力供給へと目標を変えたということです。
京阪電気鉄道の歴史を見ると、1911年(明治44年)、大阪地区で電気供給事業開始とあります。大正期には「安威川水力電気」「和歌山水力電気」「日高川水力電気」などの会社を合併するなど、電力事業にも積極的だったことがうかがえます。
京阪の歴史の中には大阪送電という名前を見つけることができませんでしたが、当時の社長が大阪送電の設立に関係している以上、大同電力の古川変電所が京阪沿線に建設されたことはうなずけます。
古川橋変電所
電車に乗っていてもはっきり見える変電所の巨大な鉄塔群。
電磁波の影響があるのではないかと言われ、これまでに何度かマスコミに取り上げられたこともあります。電磁波測定機を持ち出して取材された記者さんもいらっしゃいます。電磁波が通常より高い値を示しているのは事実だと思います。たしかに、私たちがPCの前で浴びている電磁波より大きな値です。
ただ、どれくらいの電磁波でどんな影響があるのか、いまだにはっきりしていないようです。影響があるという報告もたくさんあるし、影響はないという報告もあるそうですが、「立証されていない」ため、法律的な規制もなされていないということです。
私はこの話を出すべきかどうか、少し迷っていました。なぜなら、ここに住む住民のみなさんは不安を感じながらもそこに住んでいらっしゃいます。マスコミに騒がれて、最近ようやく沈静化してきた、もうそっとしておいてほしい、というのが本音なのかもしれません。
私たちの周りには多くの変電設備や送電線があり、みんな、電気の恩恵を受けているはずです。知らなかったでは済まされない気がしています。不安が解消されることを願っています。
梅が咲き出していました 2018年01月21日 コメント(2)
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