京阪電気鉄道の沿線の駅とその周辺の探索は、2月に中之島駅から始めてもう半年が経ちます。こんなに長く続けるつもりではなかったのですけど。根っからの凝り性が災いしているようです(苦笑)。
さて今日からは、香里園駅とその周辺を探索したいと思います。
香里園駅は寝屋川市内の北部に位置します。香里園駅の東部には住宅地がひろがっており、とくに枚方市域の「香里団地」は郊外型大規模住宅団地として古くから多くの人が住んでいます。そのため、香里園駅の利用者の多くは寝屋川市民か枚方市民です。
衆議院選挙が小選挙区制になったため、寝屋川市と枚方市が別の選挙区になっています。香里園駅は寝屋川市内ですが、枚方市民でも寝屋川市の選挙区の立候補者のほうが馴染みがあるという人もいます。
明治43年(1910年)、京阪本線の天満橋~五条間開業と同時に営業を始めました。開業にあわせて開園した「香里遊園地」(ひらかたパークの前身)の最寄駅として、当初は「香里」駅という名前でした。しかしほどなく「香里遊園地」が移転することになり、跡地は宅地になりました。それに合わせ、昭和13年(1938年)に現在の「香里園」駅に改称されました。
駅名標
ホーム
2面4線の島式ホームで、橋上駅になっています。上り列車が通過しやすいように、上り(京都方面)は外側が本線、内側が待避線になっています。下りは逆に、内側が本線、外側が待避線です。
ホーム(京都寄り)
大阪側から駅への進入が左カーブになっているため、そのほうが都合がいいのでしょうが、駅から出るときに本線側に速度制限がかかります。上の写真で、いちばん奥の線路が上り本線です。
ここで少し、カルトな話を。
もともと、開業当時の地名は友呂岐村大字郡(こおり)。この「郡(こおり)」に漢字「香里」を当てて駅名としました。阪神の「香櫨園」がお手本となったといいます。
一般には「香里園」の読みは「こうりえん」です。実際、駅名標も「こうりえん」となっています。しかし、周辺の地名を見てみると、、、
寝屋川市側の「香里北之町」「香里新町」「香里西之町」「香里本通町」「香里南之町」という地名にはいずれも「こおり~」という読みが付けられています。また、「郡元町」という地名もあり、もちろん「こおりもとまち」と読みます。
一方、枚方市側の地名を拾っていくと、「香里園町」「香里園桜木町」「香里園東之町」「香里園山之手町」「香里ケ丘」、いずれも読みは「こうり~」です。
これはいったいなんでしょう? 「郡」という地名へのこだわりなのでしょうか。