弘法大師が獅子窟寺で呪文を唱えたところ、七曜星(北斗七星)が3ヶ所に分れて落ちたという言い伝えがあるといいます。その3ヶ所は、それぞれ8丁(おおよそ900メートル)ほどの距離にあるため、「八丁三所(はっちょうみどころ)」と呼ばれています。
まず、3ヶ所のうちのひとつ、「星の森」と呼ばれる場所を訪れてみました。
はじめは、地図を見ても史蹟や神社のような記号でそれらしい場所を見つけることができませんでしたが、「八丁三所」を手掛かりに、三角形の頂点付近を探していると、衛星写真で何やら空間があるのを発見。
そばにバス停があるので、もしやと思ってバスの路線図を確認すると、ありました! 京阪バスの、その名もずばり、「星の森」。JR星田駅から南に1キロメートルほどのところです。
バス停「星の森」
「星の森」入口
バス停の前にあるマンションのすぐ横が、「星の森」の入口になっていました。
同上
説明板
入口に設けられた説明板の見出しは「交野八景 星の森の寒月」。しかし、八丁三所に七曜星が降ってきた伝説のことを説明しているだけで、「寒月」のことには一言も触れていません。なんだかなあ。
星の森の境内
入口右手には「星ノ森之宮」と書かれています。玉垣が巡らされ、神社の様式になっています。
石塚
上の写真、中央の台の上に置かれているのが、天から降ってきたと言い伝えられている石です。境内に置かれた「由緒」によると、昭和56年(1981年)、長く放置されたままになっていたものを整備したとあります。
ご神体とされている5つの石のうち一番大きなものを石塚の上に据えて磐座(いわざ)とし、残り4つは石塚の中に納められているそうです。
七曜星(北斗七星)といえば7つ星。そのうち5つがここにあるということですね。見ることができないのは残念ですが、整備される前は、荒れるがままだったのでしょうか?
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