「星の森」「光林寺(こうりんじ)」の次は、「妙見山」です。ここには「星田妙見宮」があります。この3つの地点が、一辺約900メートル(八丁)の正三角形の3つの頂点に当たることから、「八丁三所(はっちょうみどころ)」と言われます。
星田妙見宮は、正式には「小松神社」というそうです。明治39年(1906年)、星田駅に近い星田神社の境外摂社とされたということですから、星田神社が本宮ということになりますね。
直線距離なら京阪・交野線の私市駅にも近いのですが、間には山があり(ここには大阪市立大学附属植物園があります)、まっすぐに来ることはできません。
星田駅から南東の方向へ20分近く歩いたでしょうか、コーナーミラーに掲げられた道標が目に飛び込んできました。
妙見宮への道標
付近は普通の住宅街で、この標示がなければ行き過ぎるところでした。
妙見宮の入口付近
同上
手前に天野川の支流の小さな川があり、そこに橋が架かっています。小さな橋ですが、ちゃんと「妙見橋」という名前が付けられていました。
「妙見橋」
妙見宮の鳥居と参道
同上
妙見宮の由来
入口に「星田妙見宮」の由来が書かれています。獅子窟寺の岩屋で弘法大師(空海)が修法をされたとき、七曜星(北斗七星)が妙見山に降臨したことが記されています。
空海といえば真言宗ですが、仏教だけでなく神道や陰陽道の影響も受けているようです。祭神は神道では天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)、仏教では北辰妙見大菩薩、陰陽道では太上神仙鎮宅霊符神とされています。
北辰(ほくしん)とは北極星のことで、中国古代の思想では天帝のことを意味します。ここに仏教が交じって菩薩の名前が付けられたということです。ちなみに「妙見」とは優れた視力のことで、なんでも見通す力があるという意味です。
それにしても、どの宗教とも言い切れない複雑さ。良く言えば、昔からなんでも受け入れてきた日本人のおおらかさとでもいいましょうか。
ここのお祭りは、2月8日の「星祭り」、7月7日の「七夕祭」、7月23日の「星降り祭」で、すべて星にちなんだ祭りですね。星田妙見宮の「星の三大祭典」というそうです。
参道
さて、参道は奥へと続いています。先に進みましょう。(続く)
梅が咲き出していました 2018年01月21日 コメント(2)
実りの秋(山田池公園にて) 2017年10月01日