図書館のことを書いていて思い出したのが、今日のタイトル。
これは前の鳥取県知事だった片山善博さんの言葉です。ものすごく簡単にいうと、次のような内容になりますでしょうか。
「民主主義社会というのは、治める側と治められる側とが同質であることを前提として成り立つ。ところが実際には、とてつもなく大きな情報格差が存在する。だから図書館には、権力への対抗軸としての機能を期待する。」
われわれが得られる情報がすべて権力側からのものだとしたら、民主主義は成り立たなくなります。その対抗軸としてマスコミがあるのですが、それとてマスコミというフィルタを通しての情報です。いろいろな情報を広く集め提供してくれるもうひとつの対抗軸として、片山さんは図書館の充実に力を注ぎました。
図書館法によって、公共図書館が提供するサービスはすべて無料であることが決められています(コピー代などの実費は除きます)。これもまた、民主主義には必要なことです。
最後に、日本図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」をご紹介します。図書館は民主主義の「知の砦」であることを、具体的に宣言しています。