さて、いよいよ京阪電気鉄道の大阪府内の最北端(というとおおげさですが)、樟葉駅にやってきました。
駅名標
樟葉駅は、明治43年(1910年)4月15日、京阪本線・天満橋~五条駅間の開業と同時に営業を始めました。開業当時は300メートル京都寄りにあったそうです。昭和3年(1928年)7月に現在地に移転しました。
駅の住所表記は大阪府枚方市楠葉花園町です。付近の住所表記は「楠葉(くずは)」ですが、古来より「樟葉(くずは)」の表記もあり、両方とも使われているようです。
かつては「楠葉村」だったのですが、明治22年(1889年)の町村制の施行により「楠葉村」と「船橋村」が合併し「樟葉村」が誕生しました。したがって、現在の「樟葉駅」の名前は、当時の「樟葉村」に由来するものです。
ちなみに、「樟葉小学校」と「楠葉中学校」は、表記が異なります。小学校のほうは歴史が古く、「楠葉村」だった時代に「楠葉小学校」として設置されましたが、合併で「樟葉村」になったのに合わせて「樟葉小学校」と改称されました。一方の「楠葉中学校」が設置されたのは市制に移行した後の昭和49年(1974年)で、住所表記に合わせて「楠葉」になりました。
ホーム
樟葉駅のホームは島式2面4線です。
1番線
外側の1番線と4番線が本線です。
2番線(左)と3番線
内側では、緩急接続のために普通列車が退避しています。
大阪(淀屋橋)方面
大阪寄りに、折り返し用の待避線が1本あります。京都寄りには同じく2本あります。とくに京都寄りの2本は、日常的に折り返し用として使われており、樟葉駅から大阪方面への始発も多数設定されています。
ホームからの景色
1番線側のホームからの景色は、上の写真のように自然がいっぱいです。すぐ目の前に淀川があり、川向うには高槻市から島本町にかけての山並みが見えます。もう少し右寄りには、サントリーで有名な「山崎」の地があります。
これとは対照的に、4番線からの景色は都会的です。両側の景色がこれほど対照的な駅は珍しいかもしれません。