世田谷線の宮の坂駅です。下高井戸方面行ホームに隣接して、世田谷区の宮坂区民センターがあります。
宮の坂駅
ホームに接するように置かれている緑色の車両には601の番号が残っています。
旧・江ノ島電鉄600形
同上
この車両は、大正14年(1925年)に製造され、昭和44年(1969年)まで渋谷~二子玉川・下高井戸間(現在の東急新玉川線・世田谷線)を走っていました。
昭和45年(1970年)、江ノ島鎌倉観光(現在の江ノ島電鉄)に譲渡され、車両番号が601となりました。平成2年(1990年)に廃車となり、車体は当時の世田谷線と同じ色に塗り替えられて静態保存されています。65年間にわたって現役だった車両です。
製造当初は木製でしたが、昭和28年(1953年)に鋼製に改造され、譲渡先は狭軌なので台車が取り替えられたでしょうし、制動装置も変更されたようですので、製造当初から残っている部分はほとんどないかもしれませんね。