京都競馬場の北側、京阪本線の北側に沿った道路脇に、「史蹟 戊辰役 東軍西軍 激戦之址」と書かれた碑がありました。
戊辰役激戦之址
同上
同上
慶応4年(1868年)正月3日、鳥羽・伏見において東軍(旧幕府軍)と西軍(新政府軍)が衝突して端を発した「鳥羽・伏見の戦い」。しだいに戦いの場が東へと移り、江戸城の無血開城、上野戦争、翌年には函館戦争へと続く一連の戦いが、戊辰役(ぼしんのえき)と呼ばれる内戦です。すでに何度かご紹介しているように、淀の地でも激しい戦闘が繰り広げられました。
この写真の場所は、京都競馬場の北側、JRAの駐車場の敷地に隣接する一画です。
向かって左側には、「幕末の戦闘ほど世に悲しい出来事はない」で始まる碑文(昭和45年建立)が寄り添っていました。わずかの差で勝ち負けがついたけれど、どちらの軍もおのれが正しいと信ずる道を行き、そして士道に殉じたと記しています。
この碑文の主は、中村勝五郎さん(1913~1993年)。親子で著名な馬主であり、第二次大戦後の競馬復興に尽力された方です。また、戦後のBC級戦犯処刑者の支援もされていたそうで、戦いに敗れた側への思い入れが碑文にも表れているように感じました。
梅が咲き出していました 2018年01月21日 コメント(2)
実りの秋(山田池公園にて) 2017年10月01日