宇治橋西詰の交差点に立つと、否が応でも目立つ大きな鳥居があります。
縣神社の鳥居
この道は、京都府道3号(大津南郷宇治線)で、滋賀県道3号として滋賀県大津市に至ります。別名「宇治川ライン」とも呼ばれています。観光バスやトラックも通る道なのですが、鳥居が道路にかかっていて、大型車どうしの行き違いに苦労している場面をときどき見かけます。
鳥居の足元には「縣神社参道」と書かれています。400メートルほど先に縣(あがた)神社があります。
縣神社
同上
「あがた」の名前は、大和政権における「県(あがた)」に関係するらしく、「県」の守護神であったと言われています。
永承7年(1052年)、藤原道長の別荘を寺院(平等院)とする際の鎮守としたということです。
拝殿
縣神社には、「木花開耶姫(このはなさくやひめ)」が祀られており、安産、出産の守り神といわれています。
「梵天」神輿(左側)
6月5日から6日未明にかけて、縣神社の大祭、「あがた祭り」が行われます。明かりのない暗闇の中で「梵天(ぼんてん)渡御」と呼ばれる儀式があり、町内の男衆が「梵天」と呼ばれる神輿を担ぎます。
神輿が通り過ぎる間、家々は明かりを落として迎えるそうで、「闇夜の奇祭」とも呼ばれるそうです。
「梵天」とは、もとは古代インドの神で、のちに仏教に取り入れられたものだそうです。万物をつくりだす創造力を持っているらしいです。
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