通称「外環状線」という名の道路は、六地蔵から北に向きに変え、山科に至ります。この外環状線の地下を、京都市営地下鉄東西線が通っています。名前は「東西線」なのですが、六地蔵から山科まではほぼ南北です。
これからしばらくは、東西線に沿って、伏見区内を散策してみようと思います。
六地蔵駅の次は石田駅、その西側に、「天穂日命(あめのほひのみこと)神社」があります。外環状線沿いに石碑が立っています。
「天穂日命神社」の石碑
この一帯は「石田(いわた)の杜」と呼ばれ、万葉集などにも出てくる名所なんだそうです。また神社の境内は、京都市によって文化財環境保全地区に指定されているそうです。
付近の地名は「いしだ」ですが、同じ漢字を「いわた」とよませているようです。
「石田の杜」の石碑
同上
天穂日命神社の参道
本殿(覆屋)
延喜式には「天穂日命神社」として名前があるようです。江戸時代には石田神社、あるいは田中神社と呼ばれていましたが、明治に入り「天穂日命神社」の名に戻ったようです。
境内の一角には、「苗塚」の石碑がありました。
「苗塚」の碑
言い伝えによれば、天武天皇の代(7世紀後半)、一夜にして苗が積み上げられ、その上に白羽の矢が刺さっていたといいます。その傍らに白髪の老翁が現れ、「この地に天照大見と大山咋神(おおやまくいのかみ)を鎮め祀れば都南方の守護とならん」と告げたということです。
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