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 花はタンポポのように低い位置に咲くものから桜のように高い位置に咲くもの、
ひまわりのように大きなものからスミレのように小さなものまで、さまざまな形
状や色が楽しめる被写体です。道ばたや庭先、公園などごく身近で見られるため、
試し撮りの対象としても適しています。

 身近な被写体だけに、花の画像は平凡な印象になりがちです。花の美しさを強
調するためにも、特別な撮影意図がない限り、中途半端な大きさで画面内に入れ
ないようにします。群生しているものを風景としてとらえるか、思い切って近づ
きクローズアップするか、どちらかで撮影するとよいでしょう。

 風景として撮影する場合は、絞りこんで被写体深度を深くし、広範囲にピント

わってしまうため、構図は慎重に決めたいものです。一般的には、山や海、川や
湖、樹木や岩などを花の周囲または背景に配した構図が多いようです。人工物で
は神社・仏閣などがよく選ばれます。

 クローズアップして撮影する場合も構図がポイントとなります。単に花を大き
く撮影するだけでは図鑑写真のようになってしまいがちです。花弁をのぞきこむ
ようにして撮影したり、下から見上げるように撮影したりして変化をつけたいも
のです。ごく近くから撮影することになるため、撮影モードはマクロ撮影にセッ
トします。背景がきれいにボケた画像が得られます。低い位置に咲く花を下から
のアングルで撮影するのは、それよりも低い位置から液晶モニタをのぞかなけれ
ばなりませんが、液晶モニタやレンズが回転するタイプのデジタルカメラなら楽
に構えることができます。


の柔らかい質感を表現するのに向いています。また、順光での撮影は平面的な印
象となってしまうことが多いため、逆光あるいは光が斜め後ろから差す半逆光で
撮影します。窓辺に置いた鉢植えの花なども逆光での撮影となります。花びらが
光に透けるように撮影すると透明感のある画像が得られます。花が暗く写ってし
まうようなら、露出をプラス側に補正してみましょう。ストロボを使用してもよ

しまうこともあります。

 また、花の撮影では風によるブレにいかに対処するかが課題です。マクロ撮影
なら、茎やガクなど画面には写らない部分を手で押さえたり棒などに結びつけた
りして固定することができます。風景撮影では風がやむのを待つしか方法はなく、
一瞬のタイミングを狙って連続撮影を行っておくのがよいでしょう。





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最終更新日  2004.08.01 11:54:17
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