Tarte aux Figues いちじくタルト日記

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2007年07月16日
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カテゴリ: 婚約中
シボレーさんのご両親とお会いした後、街へお出かけ。
ふたりでお茶をしているとき、
シボレーさんは、具体的にあちらの生活のことや、会社の人たちのこと、
今まで話さなかったようなことまで、たくさん話してくれました。



さて、このお茶の途中で、「指輪見てみる?」とシボレーさん。


実は、彼は、私の家に来る前に、あるお店に指輪を見に行ったそうなのです。
婚約指輪でも結婚指輪でもない、記念の指輪をプレゼントしたい、と。
その話を聞いたとき、本当に本当に嬉しくて、ものすんごい笑顔になってしまいました、私。
「とても可愛い指輪があったんだ。あまり高くないものだけど」と。




お茶をしていたとき、たまたまそのお店の近くにいたのでした。
買ってくれるのかな~☆ 嬉しいな~☆と素で大喜びの私。
とにかく、彼と一緒にアクセサリーショップに行けることだけでも夢のようですから。

なので、お誘いは喜んで受けて、そのお店に指輪を見に行きました。
お店のショーケースを2人で並んで歩いているなんて感無量で、
恥ずかしくなってしまいました。
「どうしたの? いちじくさんもちゃんと見て」と言われてしまい。


シボレーさんが「この指輪」と教えてくれたものは、
本当にとてもとても素敵な、可愛い指輪なのですが、
私の想像していたよりもずっとずっと高価な指輪だったのです。


「いちじくさんが気に入ってくれれば、今買って、記念にプレゼントしたい」


気持ちはとってもとってもとーっても嬉しい。

でも・・・・・もったいなあ~い!!!!!

「えーーー!! もったいないですよ~! こんな高いの!! 
 シボレーさんがくれるなら何でも嬉しいのでもっと安いのでいいですから~!」


・・・・・との本音は、この日の私は言えませんでした。

今までの私なら絶対に言っていましたがね~。


なぜ、言えなかったというと・・・・


偶然なのですが、シボレーさん宅を訪問する前、電車の中で、
「サレンダード・ワイフ」を読んでいました(←張り切りすぎ)。

この日、本を読んで心に残っていたのは、


『ありがとう』のひとこと以外は、すべてプレゼントの贈り主を拒否したことになる。
それは、まるで「あなたの人生にとって私が大切だなんて、どうでもいいことだ」
と言うに等しい、相手の心を傷つけるメッセージだ。
プレゼントを喜んで受け取ることはそれ自体が相手に対する最大のプレゼントだ。



という文章でした。

実は、私は前の結婚の経験から、
「婚約指輪(要するに高い指輪)なんてお金の無駄」
とずっと考えていたんです。夢のない話でRGの皆様ごめんなさいっ。
「どうせすぐつけなくなるんだし、
 ダイヤの指輪を買うんだったら、(高級)腕時計でも買ってほしい」と。

だから、彼の気持ちは本当に本当に嬉しかったのですが、
費用の面で、受け取ることをとってもとっても悩みました。
要するに、貧乏性なのですね・・・。


でも、この日たまたま「サレンダード・ワイフ」を読んでいたので、
彼が「ちゃんとしたものでなくてごめんね。本当にこれでいい?」と聞かれた時は、
「私はこれがいいです。すごく可愛くて素敵だし、気に入っちゃいました☆
 シボレーさんが選んでくれたこと自体がとっても嬉しいです」と答えました。


そうすると、シボレーさんは本当にその場で購入してくれ・・・すごい決断力。
「婚約指輪だとすると、この金額では申し訳ないんだけど・・・・」と言って、
「結婚指輪は、○○○(シボレーさんの国)の同じお店で買おうね」と。
私は、心から嬉しく、「ありがとう、大事にします」と何度も言いました。


でも、嬉しいと同時に、とっても心苦しかったのです。


私は何もしていないのに、こんなによくしてもらっていいの?、と。
(やったことと言えばCDを5枚ダビングしたことくらい)
私は本当にこんなに高いものをプレゼントしてもらう価値があるの?、と。

申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
でも、「サレンダード・ワイフ」の中の「受け取ることの大切さ」を思い出し。



その後、夕飯を食べている時に、シボレーさんが買った指輪を着けてくれました。
涙が出てしまい、キラキラ光る指輪が涙でさらに光って、
輝きすぎて見えなくなってしまいました。



家に帰ってからも、もう一度「サレンダード・ワイフ」を読み、


あなたにはすてきで、きれいな、最高級のものを持つ資格があり、
彼にはそれをあなたに与える喜びを感じる資格がある。



家に帰ってから、この文章を何度も読んで、自分に言い聞かせました。

でも・・・、この日は夜落ち着いて眠れませんでした。

嬉しい気持ちももちろんあるのですが、やはり貧乏性なのか、
この指輪を「あまり高くない」と言う彼の金銭感覚が心配になったのと、
私がずっと思っていたよりも、彼は私のことを想っていてくれ、
真剣だったことに、やっと気付いたからかもしれません。






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Last updated  2007年07月17日 02時28分48秒
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