日々、是、ざつぶん

日々、是、ざつぶん

January 24, 2009
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カテゴリ: ざつぶん
衝動買い

だって~DVDが復刻してたんですもの~><しかも、安い!!(ぉ
14日待ちのタグが付いてたけど、1週間しないで届いたかな。


ということで、金曜日に早速鑑賞しました。 ←絵がない……



最初は日本語吹き替えで、メイキング見た後さらに字幕で^^;

吹き替え声優さんがなにげに豪華ですた。

ホウ・ヤッミン(トニー・レオン):小杉十郎太
チョン・ホイヤ(ミリアム・ヨン):小林さやか

トン・レイ(ドン・ジェ):千葉紗子

ただし、イメージと合っているかどうかは別問題でして……^^;小杉さんのトニさんは胡散臭さが、津田さんのチャンさんはヘタレっぷりが、それぞれ強調されますな(苦笑)。小林さんはちょっと豪快なイメージに……一番合ってたのは千葉さんな気がします(汗)。

字幕版は、普通に(?)本人たちの声ですね。というか、本人たちのパーソナルに合わせてキャラクターや舞台を設定したというか。トニーさんは香港の人で広東語。チャンさんは台湾人で北京語(たぶん)。



で、ここから肝心の(?)内容についての感想(当然ネタバレあり^^;)

ただ、自分は物書きをやってるので「作家として」の見方をするクセがありますんで、純粋な作品評価を求める方とはちと系統が違うかもしれませんが…それで良ければどうぞご覧くださいませ。







AmazonとかYahoo!とかのレビュー見てると、「上海パートはいらない」って感想が結構あるのよね^^;; チャンさん(の演技力)に惚れた自分としては、「そりゃあんまり可哀想では……」と思っていたけど……実際に見てみると、気持ちはわかった^^;;

が。ここはチャンさんファンとして(かなり無理矢理に)擁護を試みています(笑)。

その前に……さすが、トニーさんの香港パートは完璧ですね。特に伏線の張り方が秀逸だと思った。完璧すぎて、上海パートは尺も魅力的な脇役も全部取られちゃったって感じだったけど(哀)。

ただ、原題『地下鉄』に忠実に作っているのは、実は上海パートの方だと思うのよ。香港パートで印象的な地下鉄が絡むシーンは、冒頭のホイヤさん(ここから役名で呼ぶね)が天使と出会う場面と、彼女が視力を失った場所が地下鉄のホームだったって話の場面だけ。想像上(見えないから)のカラフルな電車に乗る時は、あれ、地下鉄にならんでしょ^^; 風景が描かれてるんだもん。ただの地上を走る電車……。英題と邦題の『サウンド・オブ・カラー』をメインにするんなら確かに合ってるんだけどね。そらまぁ、原作となった絵本をまだ見てないからなんとも言えないけど……。

一方で、上海パートの地下鉄シーンでは、レイさんの手紙の中で地下鉄の扉を「怪物の口」と例えたとき、その扉を、カメラを90度傾けて口を閉じる映像に見立てたところが(まぁ、かなり直接的ではあるけど)印象的だった。あと、もちろん46番目の駅を探しに行くところも。

個人的には、やはり香港パートと上海パートが何らかの形で交差するような場面を入れて欲しかったかなぁ。ニアミス程度でも。例えば、妖しげな通信販売の彼が台湾や上海でも商売してたとか……2つのパートの関わりが、天使1号と2号の会話だけ…というのは、ちょっと淋しい^^;




香港パートの二人は、目が見えなくなって、見えていたときには気づかなかった世界を知ることが出来た。

上海パートの二人は、目をつぶったときに見えていたはずの想い人が見えなくなった。


メイキングでの監督のインタビューで、このお話は「闇の中でもがきながらも、やがてそこから抜け出して光り輝く未来に歩き出していく話」なんだと理解した。いや、インタビュー聞かなくてもたぶんわかったと思うけど^^; その意味では、地下鉄の線路を歩いて抜け出していく上海パートは、とても素直にそれを表現していたと思う。香港パートは、ヤッミンのお調子者キャラは、結局あんまり変わってないからな^^;それでも、少しは成長した、かな?

登場人物が成長する物語は、やっぱり好きだな~と思う。脇役も含めて嫌な人が全く出てこないから、気持ちがほんわかとするよね~。プチファンタジーなところを全然気にしない人で、プラトニックな恋愛ものが好きな人におすすめします。



もっとも、たすくっち的に一番「買ってよかった~」ポイントだったのは、メイキングでのチャンさんのインタビューだったかも(ぉ)。チャンさんが子役の頃、演技があんまり好きじゃなかった…というのは、紙ベースのインタビューでは読んでいたけど、本人の口から、そしてお父さんのこととも絡めて聞くというのは、日本人のインタビューではあんまり例がないと思うからね。そして、そういった悩みを吹っ切って、明るく「運命」とまで言えるようになったチャンさんが素敵です。



最近の演技については、自分に自信がついた、という感じで、脇役をやっててもあわよくば「主役を喰ってやろう!」みたいな意気込みを感じられて、頼もしいです。映画自体の作品としての評判はあんまりよくないが^^; ツイ・ハーク監督の『深海尋人』では、また非常にチャレンジャーな役を演じてるそうなので、見てみたいです(予告だけなら結構面白そうなんだけどなぁ…)。続報が全然入ってこないホウ・シャオシェン監督の『聶隱娘』はどーなってるのかな。これも、これまでのチャンさんの役柄とは全然違う、主人公の敵役(かたきやく)らしいんだけど。もちろん主役をやった『停車』も見てみたい。こんな、かえって恋愛が絡まない作品の方が、例え絡んでも愛し方の特殊な『愛の神、エロス』みたいな、そういうクセのある作品の方が、この人の演技は輝いてるかも。もちろん、レッドクリフの孫権もね。

とにかく、評価の高い作品にさえ出られれば、ここ数年内になんらかの賞は取れるはずの人だと思うんだけどなー。そりゃ、賞だけが全てではないんだけど、それにしては本人の才能とは別個のところで最優秀賞を逃しちゃってるイメージが……まぁ、本人が生き生きと楽しそうに演じてるからいいのかな。



今はまだまだ、トニーさんがチャンさんの前を歩いてるけど、いつの日か、トニーさんとチャンさんが劇中で正面から真っ向勝負するような作品を見てみたいな~とか思う、たすくっちでした。





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Last updated  January 24, 2009 02:36:31 PM コメント(1) | コメントを書く


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