あたしはあたしの道をいく

2008.03.19
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ここんとこ、お金に関する話題ばっか(笑

でも、今日も、ショッキングなことが。



「お金の使い方がおかしい」と思いついて、倹約生活を思いついた私。

とりあえず、朝のコーヒーと昼食の弁当を買うのを止めました。

幸い、今やってる社労士勉強は簿記勉強と違って机が無くても全然困らないので、

通勤列車を途中で後発の列車に乗り換えることで勉強時間確保出来るし。

昼食の弁当は、自作。

となると、交通費以外1円も使わない生活が有りうるんですね。

その交通費も、定期だったりバスカードだったりで、財布からは出て行かない。





「そーいや、昨日は1円も使わなかったなー。

 いやでも、それってフツーなんかもしれんなー」

と思いついて、ビックリしました。



あたしにとって、それは全然、想像できないセカイだったので。



1日に1円も使わない生活!

そんなの、お小遣いをもらい始めた中学生以降、考えられないのよね。

金額は兎も角、いっつも何か買ってた気がする……。



でもさ、それってどうなの?

旅行とかさ、たまの息抜きとかさ、散財したいポイントってのはあるけどさ。

そうじゃなくて、「日常」の中でポロポロと意識しないままに落としていく、

ってあり方は、どうなんだろう?





仕事に行くのであって、レジャーに行くわけじゃないのよ。

必要経費以外、1円も使わないのはむしろ普通なんだよね。



はあ、なんかすごいことに気付いた気分。



あたし、なんでこんなの「使いたい」んだろう?

なんでこんなに、使わずに居られないんだろう?





って考えるけどさ、ずっとあたし、「使う」ことに憧れみたいなものを持ってきたのよね。

会社勤めで給金を得るようになったってことは「稼ぐ」ことを意味するはずなのに、

あたしにとっては「使える」ことを意味してたんだよな。

稼ぐとか、貯めるとか、あんまりあたしの中では魅力的な言葉じゃないの。

使うために稼ぐとか、使うために貯める、って言葉になって初めて魅力を感じる。

つまり、あたしにとって「使う」しか重要じゃないのよね。

何でだろう?



でもさあ、ホント、あたしはずっと「使いたい」の意識が強かった気がする。

ウチ、中学2年くらいまで小遣い制度ってものが無くて、

親が必要だと認めた物についてのみ、それにかかる費用を貰ってたわけ。

例えば、欲しい本があるとするじゃない?

すると、「○○の本が欲しいので、お金をください」って言わなきゃならない。

これがさ、中学生が読むに相応しい名作であれば問題ないんだけど、

名作でも中学生が読むにはどうよ、みたいなものだともらえない。

ティーンズ向けの本はとんでもないし、マンガなんてもってのほか。



本ってのは分かりやすい例だけど、万事この調子だと考えてみて。

友達の○○ちゃんと遊ぶのは構わないからお金が出るけど、

友達の●●ちゃんと遊ぶのは……だから、お金が出ない、とかね。

発狂するじゃろう!??? >広島弁ヴラボー



しかも、母は父に対しては「お金が無い」なんて一言も言わない(言えない)くせに、

あたしには口癖のように繰り返し言うだけじゃなく、

家計簿を見せてそれを逐一説明するなんてこともしてたのよね。

だから、すっごく、言いにくい。



あの頃から、自由になるお金があれば○○出来るのに、は始終考えてたな。

電車で同席した人が財布を開けたりすると、小遣いくれるんじゃないか、

なんてドキドキしながら見てたりね。

当然、そんなことは一度もありませんでしたが(笑



でもたぶん、その「お金」に対する執着の原点は、小学校時代だと思う。

小学校低学年の頃、ピアノ教室に行くために妹とバスに乗って隣町へ通ってた。

あるとき、母は片道分の運賃を私に渡して、往復して来い、と言ったのよね。

ありえない無理難題だよね。

おかしい、って言っても聴く耳なんて持ってもらえなかった。

仕方なく、その「片道分の運賃で往復する」という無理難題を抱えて、バスに乗った。

幸い、相談したバスの運転手さんが優しい人で、片道分無賃乗車させてくれたけど。

(古きよき国鉄自体のお話、って感じね~)

何かあったときのために、なんて余分のお金は持たせてくれたことも無いし、

それはピアノ教室が学習塾に変わっても変わりなくて、すごく心細かった。



手元にお金があること、自分の好きに出来るお金があること、

この二つに対する思いは、とても私を縛りつけていた気がする。



ああしかし。

そろそろお金の使い方を覚えなくては。








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Last updated  2008.03.19 12:25:55
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