あたしはあたしの道をいく

2008.07.29
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ここにはあんまり書いてないけど、『少年陰陽師』というティーンズ向け小説があり、

ここのとこ、それに嵌っております。

『少年陰陽師』は、私が一時期(?)はまりこんでいた平安中期、

一条帝の御世を舞台にしたものなのでガッツリはまるのです。

定子中宮が陰鬱な印象で書かれているのがちょっと気に喰わないんですが(笑



で、その『少年陰陽師』と同じ著者の別シリーズで、

微妙に相互関係があるような感じになっております。

相互関係といっても、『篁破幻草紙』は平安初期の藤原氏台頭前の時代、



ほんのちょっと、友情出演程度に、顔を見せるだけなんですが。



でも、気になるんで、読んでみました。



うーん、私、『少年陰陽師』よりこっちの方が好きかも。

いや、時代的には『少年陰陽師』の方がはまるんですけどね。

作家さんも、『少年陰陽師』の方に重きを置いているようなんですけどね。

けど、こっちの方が、好き……。

シンプルなのかもね、作りが。



まあ、そんなことは兎も角。

『篁破幻草紙』は既刊で完結してしまったようで……寂しい。

来月1日は、『少年陰陽師』の発売日なので、それはちゃんとゲットせねば。

篁も友情出演してるかもしれないし(笑







だから、意図的にラノベやティーンズばかり読んでいるのだけれども、

こういうものばかり読んでいると、懐かしい感じを思い出す。



ティーンズを読まなくなって久しい私も、現役ティーンズの頃にはかなり読み耽った。

その頃は、読むばかりではなく、書くことにも興味があって、

授業中に大学ノートに書いては、友人たちと交換して読んでいたっけ……。





あの頃未完のまま読むのを止めてしまったティーンズ小説のどれよりも、

友人が大学ノートに書いていた小説の続きを、読みたい気がする。

大人になった私には物足りなくて、読むんじゃなかったと後悔するだろうか。



あの頃、大学ノートに書いていた稚拙な小説の粗筋は、今も私の中にある。

未熟なりに彼らを書き起こしてみたいと思うことも、時々あって、

何度か書き始めたけれども、早々に行き詰って止めてしまうことを繰り返している。

そして、それさえも止めてしまって随分になる。



この『篁破幻草紙』の作者は、あとがきに裏話を結構書く人で、

それだけでも何となく面白いんだけれど……それらを読んでいると、

小説ってのは緻密な計算の上で書くもんなんじゃないかと、思った。

何となく、成り行き任せ、登場人物任せで、成り立ってるんだと思ってたのよね。



私、そんなこと、考えたこと無いや。

そりゃ、行き詰って当然だなあ。

また、書きたい波がやってきたら、ちゃんと考えてみよう。









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Last updated  2008.07.29 13:06:55
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