あたしはあたしの道をいく

2010.03.17
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粗食のすすめ

幕内秀夫、という栄養士さんの本。



気付くとこの人の本が随分揃ってます。

日々の食事も、この人の影響を受けてる。



ジロウ妊娠中、マクロビオティックを読み漁ったものの、実践に至らぬまま断念。

玄米食とか、豆腐メインとか、そういう断片的なトコだけ残ってるけどね。

たぶん、私にマクロビは無理だったと思う。



何故かって言うとさ、現実的でないのよね。

一応、何冊も本を読んだから、体系的にしっかりした考え方に基づいてるのは分かる。

実践者の声も、非常に優れたものだって言うの、多いしね。





けどさ、やっぱり、ちょっと実践となると難しいのよ。

添加物も着色料も油脂もコッテリな現代食と対極にある気はするけど、

対極すぎて現実感が伴わないというか。

その点、幕内秀夫さんのは、割と現実的な気がする。



粗食のすすめ、は先にレシピ本に出会って断片的に実践してたけど、

今回読んだのは、理論集、という感じ。

ちょっと古い本だけど、いろんなことが腑に落ちる。



保育士の勉強をしてるとね、小児栄養って科目もあって、

一日の塩分摂取量は10グラムにしろ、とか、

卵と牛乳は完全食品だ、とか、そんなのも覚えなきゃならんわけ。

覚えなきゃ点が取れないし、点が取れなきゃ合格できないから、



これを基本にして、大丈夫なんだろうかって。



著者も同じことを出発点に持ったみたい。

勿論、あたしは単なる資格試験の一教科に過ぎないし、

著者は管理栄養士だからレベルの全然違う話だとは思うんだろうけれど、

そんな専門職だからこそ、余計に強く思われたみたい。





戦勝国に対する憧れが多分に混ざっているみたいなのね。

日本が戦争に負けたのは、そんな理由じゃないのにね(苦笑



私は保育士勉強をしたから、栄養の取り方の王道みたいなのは知ってる。

それは卵や牛乳や肉を信仰に近いほど重要視する取り方で、

マクロビほどではないにしても、この著者の考え方だって随分キワモノなのよ。



だけど。

やっぱり、その「王道」な考え方っておかしい気がする。



一般論が正しいとは限らない。

王道が正しいとは限らない。



なんだか、ちょっと怖いよ。


粗食のすすめ冬のレシピ

他にも色々著書アリ





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Last updated  2010.03.17 13:44:29
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