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2003年11月28日
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今日は保育園で行なわれた「平和のつどい」に参加した。20分ぐらいの原爆に関する人形アニメ「おこり地蔵」を観たあと、実際に広島で原爆を体験された方お二人の話を聞いたのだった。
戦争なんて、この世からなくなればいい、それに対して何か貢献がしたい!と強く願った大学生時代。結局その時思っていたのとは、まったく違う職業に就き、結婚し、子ども2人もいて平和な日々を過ごしている。でも、過去にはこんな悲惨な戦争があり、そして現在も世界の各地で実際に起こっているのだ。

とてもそんな年齢には見えないほど、おきれいで若々しい、来年80になるという女性もいらしてくれた。彼女は当時20数歳で、挺身隊で広島から少し離れたところにいたという。原爆が落ち、皆が広島に家族の安否を知りに戻っていった。上半身はだかの人ばかりがたくさんあるいていて、普通の爆弾じゃない、なにが落ちたんだろう、と思ったという。そして、リュックの上に子供を乗せて歩いていたが、子供があまりに泣くので、そのリュックがいやなのだろうと、リュックを火の中に投げ入れてしまった。泣きやんだのでそれで満足したのだろうと思っていたら、それはリュックではなくて子供だったのだ、と訴えて悲しんでいる女性がいたのだという。みな自分の家族が心配で、その女性に優しい言葉をかけたり、慰めてあげられず、彼女も「ごめんね」と言って立ち去ってしまったが、50年経ってもそのことが忘れられないという。
そんな壮絶な体験をした人がいる。
彼女の話を聞いて、実は自分の母も被爆者だ、という保育園の父兄がいた。でも、彼女の母はほとんどその体験を話してくれないのだという。すると被爆体験をしたその女性は「体験を語るのは辛いからです」と言った。辛いけれど、それを乗り越えて話してくれる人がいる。少しでも世界が平和に向かってよくなるようにと。私たちは、その話に耳を傾けなければいけない。
そのつどいに参加して家に帰ると、夕刊の1面にブッシュ米大統領がイスラエルを訪問、感謝祭の七面鳥を自ら持ち、兵士たちを鼓舞、という記事が写真といっしょに載っていた。選挙戦のためのパフォーマンス、ということも書いてあった。選挙のために、自分の政権を安定させるために、戦争をしていいのか!
私の友人が今米国に在住していて、米国人の米国第一主義というのに辟易しているけど、どうしてあんなに思い上がった態度なのだろう。
それから、原爆被害の認定が、非常に厳しく、原爆被害者のたったの0.8%しか認定を受けられないと言う。それは、原爆の被害というのを極力少なくみせないと、開発するのにそんな危ないものは作るな、という反対が起きるせいだからだと言っていた。厚生労働省は、放射能被害は、3日で消えると言っているのだという。
ずっと0.8%で増減しないのも、予算の範囲でしか認定をしないからだそうだ。被爆したことにより、たくさんの差別を受け、結婚・就職、居住などでも苦労をしてきたそうだ。遷るのではないか、と思われるからだそうだ。

こんな保育園に子供を預けられて、とてもよかったと思う。





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最終更新日  2003年11月30日 07時20分42秒
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