天国のazさん・大吉くん



突然、私のページに舞いこんできました。まるで何かをメッセージするように・・・

あづささん   再生不良性貧血  2002年3月7日午前3時45分…永眠


『あづのある日のつぶやき』日記から

眠れない夜がくるなんて・・・・・・

具合が悪い日の夜は眠ってしまうことがほんとに恐いと思うのです・・・
明日の朝目覚めることはないんじゃないかって・・・
このまま目を瞑ってしまったら・・・
二度と目をあけることができなくなるんじゃないかって・・・
健康な時には全く感じることのなかった感覚
考えることのなかった事・・・
その得体の知れない恐怖心に幾度となくおしつぶされそうになりながら・・・

夜中の電話で泣かれた彼は・・・
一体どんな気持ちであづを受け止めていたのかなぁ・・・
そんな恐怖が今でも全くないわけじゃない・・
でも、このまま死んでしまうことはできない。



死んでたまるか!だ・・・(笑)

この強い思いは何にも負けないと思う・・・

`人間そう簡単に死んだりしない`って
`絶対死ぬな!死んだりするな!`
`許さないからな・・俺を苦しめるな・・・`って

生きる勇気10000倍なのだ(笑)

夜は毎日やってくる・・・
あづは夜にも負けていられないのだ(笑)そんな感じなのである。


愛犬大吉くんの死、そのことを、思い出のアルバムとして残していた家族がいた。うちにも愛犬、愛猫がいる。そんな方に読んでもらいたくて載せました。

大吉1号 オス 体重84kg 1991.7.31-1998.3.31  享年6歳8ヵ月

彼はとてもすばらしい家族だった 容姿端麗 家族に対して愛情豊か

とにかく堂々として落ち着きのある男だった

生後45日で我が家にきて あれよあれよと言う間に大きく成長を遂げ 2歳半頃には体重103kgにまでなった

私はいろいろな子を見てきたけど 彼ほど大きな子は見たことがなかった

毎年旅行に行き、どこにでも連れて行った---

その彼が膝の靭帯を切ったことをきっかけに 運命は大きく変 わってしまった

彼に合う人工の靭帯を取り寄せるのに少し時間がかかるとの事で もともと悪かった腰の治療をしながら手術を待った

初めのうちは体力もあり足を引きずりながらも歩けていたのが そのうち食欲がなくなり 嘔吐し 徐々に体力がなくなっていき

とうとう立ち上がることができなくなってしまった

家の中では絶対に粗相をする事のない良い子だったのが裏目に出て 我慢をしていたため急性腎不全になり 入院したのが30日の午後5時

心配しながらも命についての話がなかったため ひとまず安心して帰ったが

31日の午前1時40分 病院から連絡がきた

彼が亡くなった


信じられない思いと それを事実として冷静に認める自分 心のどこかでそうなるのではといつも不安に思っていた自分

さまざまな感情が押し寄せてきて息が詰まった

靭帯を切って1週間、あまりにも唐突であっけなく 心にできた空白はいまだ埋まらず---

病院から彼を引き取り 彼を愛してくれた方々に報告をした 皆 彼のためにお花やお供え物をもってかけつけてくれた

とてもありがたかった

翌日 彼を犬猫寺に連れていき火葬してもらう 彼をおかまに入れるのに一苦労 大き過ぎておかまからはみ出てしまう 改めて彼の大きさに驚かされたと同時に 悲しみが溢れた

煙突から天へと昇る煙を見て もう 元には戻れないと知った

骨になり 壷に入り 小さくなった彼を抱きながら家に連れて帰る---

彼は、命の尊さ、脆さを私たちに教えてくれました そして沢山の思い出と、溢れんばかりの愛情を与えてくれました

今はそのことを胸に2号とともに生きています  


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