価値観…間違ってるんかな?


業界人が集まったパーティー…そんなもんかいな…
モデルやTV業界、広告業界…
派手な世界ではあるが、人間は人間だろう。

貸し切りの店の中、大きなスクリーンでテレビを見ていた。
なにげに「最近、くりーむしゅーの有田が好きだ」
の発言に一斉にブーイングが鳴った。

「さくらってさ、西田敏行が好きとか、しゅみ悪いよね」
だ。
なんで?と聞くとルックス…
はぁぁ、またですか。といつもなら流す。

今回は、そこに聞き捨てならぬおまけがついた。
「かっこ悪い男と付き合っててさ、嫌な思いした事ないでしょ?」
…。
つまり、自分が傷付かないように、安全パイを選んで逃げてるんでよ?
と言いたいらしい。

んなバカな…そんな事一度も思ったことはない。
よく、男の趣味が悪いと有名な話だが、
私は顔なんかみちゃいない。
その人の持つ「本質」しか興味がないだけで。。。

じゃぁ、なんでしょう?
ルックス選んで、そこから何を得たいんだと言いたかった。
最後はみんな結局、絆とか思いやりとかを求める所に
たどり着くんじゃないんかい。

顔が良いだけの男は、1秒で飽きる。
中身がよければそれはそれで良い話であって。。
80の爺さん婆さんになったら、大差ないじゃなぁーい。

この年齢の独身族は、注文が多すぎる。
そう感じた。
ルックス、中身、経済力、エトセトラ
出来た人間なんている訳がない。
それはみんな頭で分かっていて、どうしてそういう場面には
理解がないんだろう…と不思議に思った。

別に、自分がそれでよしとする事は、他人の顔色を伺う事では
ないはずなんだけどなぁ。。。
ルックス命も悪いことじゃない。
ルックスが関係ない私も他人に突っ込まれる事じゃない。

何だか、私は少し寂しさを感じた。
その辺は大人なだけに、角を立てる必要も意味もない。
でも、やっぱりみんな愛の迷子でいて欲しくない。

誰かと築く素晴らしさを、それを探しているのが分かるから。

いやはや、私は過去の男達のそれぞれの良さを、今でも尊敬している。
何だか、それらを一気に否定された気がした。
ちょっと大声で「それちがいまぁす!」と主張したかったが、
そんな元気もなかった。

さてはて、迷子達は何処にむかって歩いているんだろうか…

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