氣功講師 春喜のブログ

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2016年05月10日
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カテゴリ: とりとめのない話
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我家は今年で築98年とばかり思っていたが、固定資産税の納付書を見たら、どうも今年で99年目らしい。


と言うことは、来年で築百年を迎える。


物も、百年もたてば付喪神になるなんて昔話がある。なら、家も百年もたてば、立派な付喪神かも。



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築百年になろうという我家の母屋に二つある階段は、昔ながらの急なつくりになっている。


正面玄関から十四段を一気に二階に登る西の階段は、玄関と二階西側の小窓のおかげで明るい。


もう一つの東の階段は、二階から三段降りると小さな踊り場になり、そこから十三段降りると座敷の床の間横の廊下に降りるが、明かりは二階東の窓と廊下の明かりだけで、踊り場から下がめっぽう暗い。


で~ちょい前に東の階段で、かなりくたびれたスリッパのおかげで踊り場のはしで足を滑らせて、一階の廊下までダダダダダンと、落ちた。





左ひじを打ち、すりむき、右手小指をひねり、右足の中指の爪がちょい割れ、腰と背中と右肩をしたたかに打ち、去年のロスアンゼルスからハワイのヨットレースをともに戦った腕時計のベルトはひん曲がり・・・


後で見ると、落ちるときにひっかいたようで、階段の右側の土壁に「ギャ~~!」と言う叫びが聞こえそうなほど見事なツメ跡が残っていた。


身体も痛いが、なにより心が痛い(T_T)



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東の階段を十三段落ちしたのは二度目で、一度目は、そのころ飼っていた金茶のトラネコ♀「はるか」が吐いたゲロに気付かず、ゲロで足を滑らせて同じく踊り場から勢いよく落ちた。


そのときも悶絶したはずだが、今回のほうが全身にこたえている。「イタタタ~」と言いつつ「歳のせいかね~」とブツブツ。


よせばいいのに、「こういうときこそ普段通りに」と、庭で苗ポットの世話なんかしていたものだから、腰がおかしな感じに固まってしまった。


腰が引けた状態で固まったので、二日ほど右足を引きずって歩いていたが、かわらず氣功教室に行き、いつもの功法をやりながら「いや~氣功の講師やっててよかった」なんて言いつつ、ま~効いているのやら無いのやら~自己調整。


体が治癒のためにそれを求めているのか、それとも、知らず頭の打ちどころが悪かったのか、とにかく眠い。


時間があれば、ほんの10分、20分でも寝るのだけれど、仮眠を取るたびに回復していくみたいだ。


こういうのを「憑き物が落ちた気分」とでも言うのか、人間の体が復旧するときに何かしらの脳内物質が出るのか、意外とスッキリした気分になっている。






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たしかにスリッパはくたびれていたが・・・十三段落ちになるほどの大コケになる見当がつかない。


そう言えば、その数日前に住み込み中の「はるかちゃん」(以前かっていたネコではなく、リアル座敷童のはるかちゃん)が、「黒猫が家に入ってきた~!」と騒いだが、探したあげく、けっきょく影も形もなかったなんてことがあった。


なんとも不思議なことだが、ちょっと感高い石垣島在住の若き女性陶芸家が我が家に滞在した折には、「二階が賑やかですね~」と。


どうも我家の二階には。八百万の神さんが賑やかに滞在しているらしい。





それらの真偽は置いておいて、築百年もたてば、いろいろ物語も出てくるってことか。



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もともと東の階段には、年老いた両親のためにと付けた手すりがあったが、必要ないだろうとはずしていた。


今回の十三段落ち、「大事がおこる前に慎重に!って合図か~?」


ってことで~大難が中難に、中難が小難に、そして無難に・・・


ふだんスタッフも使う階段なので、また手すりを付け直した。



天合流氣功のホームページ
http://tengouryukikou.com







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Last updated  2016年05月10日 17時04分43秒
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