氣功講師 春喜のブログ

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2016年06月14日
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カテゴリ: とりとめのない話
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画像は、18日金曜の「ネイティブアメリカンフルートコンサート」の、マークアキクサさん。


チケット絶賛発売中!


マークさんとマネージャーは、コンサート以外、まんま尾花屋の日々。


畑で水やりに収穫、食事を作り・・・カエルの声を聞きつつ、毎晩ホタル。


尾花屋で、ほんまもんの田舎暮らしを体験することになる。



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鯖江市があるこの一帯は、地震の空白地帯だ。


小さくも大きくも、日本は、いたるところにある活断層のために日々揺れている。なのに、観測され始めてからこのかた、鯖江市一帯を震源とする揺れが無い。


その空白地帯に長年ひずみを抱えていたとしたら、それは強烈な震源になる可能性を秘めているだけに、潜む「魔王」の怖さがある。







我が町「河和田」は、鯖江市の東の突き当りで、東西に長い谷あいにある。


その谷の北側に標高650mの「殿上山(でんじょうざん)」がある。山裾は東西にのび、その昔、山頂には白山信仰の神社にお寺の八堂伽藍があったそうだ。


その「殿上山」に沿うように、「殿上山活断層」が、東西にのびている。



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1948年、昭和23年の6月28日に、福井市を壊滅的に破壊した「福井震災」が起こっている。それは、坂井平野から南北にある、大きな活断層が起こしたものだ。


鯖江市の震源空白地帯のすぐそばまで、「鯖江活断層」も南北にある。


美濃から根尾村、池田町、河和田のすぐ南に達する、南北に大きな「根尾谷断層系」もある。


以上のように、おおむね日本列島の中部北陸には、南北の流れで「活断層」が存在する。


本来ならば、福井震災活断層と、鯖江活断層、根尾谷活断層系が南北につながるはずが・・・・


なぜか、それらの間で「殿上山活断層」が東西に走る。


まるで、南北の揺れのエネルギーを、東西の動きで緩和する「ダンパー」の役割を果たすようにだ。







福井震災の話を、親から聞くことがあった。


祖父が、河和田の谷の出口の畷(なわて)で震災に遭ったとき、田んぼの波うちが北から押し寄せるのを見たという話だ。


つまり、南北に揺れている(実際は、北北西-南南東方向)。


が・・・河和田の古い家は、東西に傾きがあると言う話で、実際、震災以前から建っていた我家も隣家も、ほんの少し東西に傾いている。


それは、福井震災の名残だと思われ、実際、河和田は東西に揺れ、なおかつ被害が少なかったようだ。






鯖江市直下に存在する空白地帯が、この「殿上山活断層」のダンパーにより起こっているかは、いまだ不明だそうだ。


だが、福井震災活を引き起こした「福井断層」、濃尾地震を引き起こした「根尾谷活断層」の揺れを南北に繋げず、そこで緩和する存在としてあるなら、あえて「守護神」的な存在で「殿上山活断層」があると言ってもいいだろう。



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去年、築99年目に入った尾花屋の店舗部分を改装した理由の一つに「耐震補強」がある。


大きな空間となる店舗部分は、ぜい弱だ。


15年ほど前、そこそこの金額をかけて増し柱を立る工事をしたが、どうもそれが耐震に効果があると思えなかった。


なので、北東の角に筋交いと補強壁を作った。


震災を乗り越えた我家は、68年前、まだ建てられて31年目だった。今は、築99年目で、いたるところが当時より劣化しているはずだ。


ただ幸いなことに、30年ほど前に「家曳き」をし、基礎を1m近く上げ、道路から2m引き下げた。


その時に、東西に貫く頑強なコンクリートの基礎を通し、その上に大黒柱が立ててある。


基礎の強化は、劣化のマイナス分を補うに違いないと思っている。


後は・・・・


守護神、「殿上山活断層」の働きを頼みにしている。









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Last updated  2016年06月14日 16時19分16秒
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