最新情報 前立腺がんの診断と治療

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2021年08月11日
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カテゴリ: 生、命、死
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​​​ ◆◆ 空をみて ◆◆ ​ ​​

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私 Uromaster は、 14 階のマンションに住んでいます。

外出のたびに、またベランダからも空が見渡せます。

田舎の町ですから、周りに高いビルはなく、空が澄んでいれば、

北は背振山地、南は、遠く長崎の雲仙岳まで見渡せます。

晴れたり曇ったり、雨だったり、毎日一つとして同じ景色はありません。

そのため、空の景色に、その造形に驚かされます。





時々変な感覚に襲われます。

ここは地球という惑星の空・・・

こんな景色を見ることができる自分

なんという奇跡の存在(少し大げさですが)。

こんな景色を見られる自分は、

ひとりのちっぽけな人間ですが、

もしかして素晴らしい幸運の元、奇跡の存在、幸運な生き物ではないか、

何と言ったらいいのでしょう。

たまたま、この地球に生を受けて、こんな景色を感激できる理解できる自分がとてもいとおしくなります。

一人の男性が、一人の女性と結婚して、2人の子供ができたとします。

その場合、男性としては、生きている間に生産された限りない精子、
限りない可能性(遺伝子情報)の中で、結局、たった2個の精子を使ったことにしかなりません。

女性としてもたった2個の卵子を使ったに過ぎないのです。

ほとんどの精子と卵子は、使われずに終わってしまいます。

私の単純な計算では、一人一人の生命は、

約83兆2500億分の1の確率、組み合わせのなかで生まれています。


宝くじが当たるどころの確率ではありません。

そんなすごい確率を勝ち抜いて、生を受け、私たちは今生きて、空を見ています。







この地球の空の景色を見ながら、この時間が、すぐに終わらないことつい願ってしまいます。

いつか見られなくなる時が来るのでしょう。

他の惑星で、こんな景色をみて、同じように感じている生き物がいるのでしょうか?

この空の景色を見ることができなくなる自分をなかなか想像できません。

死んでしまえばこの景色は、みることはできないのです。

一人ひとりが持っている時間は限られていて

私個人も、人類も、地球も、太陽系も、そして、この悠久の宇宙も、

必ずいつか終わりの時がきます。






私の祖父母も両親も、亡くなって久しくなります。


次は私の番です。

順番は守らなければなりません。


死について文章にしたことがあります。

死は恐ろしく、生を受けた一人の人間として、無視できない避けられないことと理解しています。

逃れるすべは今のところありません。

私 Uromaster は、医業を生業としていて、たくさんの方の『死』をみてきました。

家族の前で、脈のないことを確かめ『ご臨終です』と時計を見ながら、

何回告げたでしょうか。

年を重ねると、老化が起き、疾病で、自分の『死』を意識し、

そして、自分の『死の後』を、考えなければなりません。

人間にとって、自分の死や、死んだ後の世界を考えることほど、
つらい作業はありません。

家族や友人との別れ

遺産相続

医学生への解剖提供

脳死・献腎移植のドナー

自分の死んだ後の世界を想像することほど、つらい『試み』はありません。

しかし、残念ながら、自分の『死』は、必ずやってきますし、
悠久の宇宙の時間の中では、一瞬の出来事です。

必ずいつか終わることを知っているから、人間は、死をおそれます。


​ そこが動物と人間の違いです。 ​

https://plaza.rakuten.co.jp/tennisoyabaka/diary/201602210000/

そうはいっても、様々な組み合わせの中で、素晴らしい奇跡の結果で人間として生れ出た私たち。

地球という、生き物が住める貴重な惑星に生まれた奇跡。

人間として生を受けた奇跡。

両親から、途方もない可能性の中から生を受けた幸運な私たち。

奇跡の存在と言えるでしょう。

知性のある私たちは生まれた喜びに浸る間もなく、死の恐怖に苛まれます。

生と死の繰り返しの中で、今を生きている幸せをかみしめる時間が少ない私たち。

残り少ない時間。

老化と病気。

死を恐れるが故に、生きることに執着する私たち。

死の恐れをいだくことができる人間に生まれたことが恐怖の根源とはいえ、

生を受けた奇跡を喜ぶことを忘れてはいけないと思います。

生を受けた奇跡を喜ぶことをどう示すか。

そして、病気などで、
『死』を、そして残された時間が予測できた時の苦しみは、悲しみは
どう対処したらいいのでしょう。

たくさんの『死』をみてきたはずなのに、自分の『死』が近づいてきた“今”、

『死』とどう向き合っていけばいいのか、

私も、答えはもちろん持ち合わせていません。

皆さんも、『死』と『生』にまさに向き合っていると思います。

生を受けた私たちにとっては、避けられない『死』ではありますが、

『生を受けた私、 今』を享受・感謝したい

享受・感謝の仕方は、人それぞれでしょう。

簡単ではありませんが。



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最終更新日  2022年01月17日 03時43分57秒
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