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もやしもんのレビューを書こうと思っていたのだけど、今日読んだ「サムライカアサン」のあまりのインパクトで頭がいっぱいになってしまったので、今日はこちらを紹介する。(もやしもんはまた後日ね。)
主人公は伊佐木よい子、計算したところ多分40代前半。(大阪の)普通の主婦である。
言っておくが大阪の普通は他の地域の普通ではない。毎日がギャグの塊だ。何で大阪のおばはんってこんなにおもろいんやろ。(すみません。この作品読んだら、思考が関西弁になってしまって。。。(;^_^A )
このおかんは、まさに大阪のおかん。
その上全身暑苦しいほど愛に溢れている。
そしてその愛は微妙にずれている。そのずれがむちゃくちゃおかしいのだ。
その愛情を一身に受けているのが、一人息子のたけしである。高校生、反抗期真っ只中。この母の暑苦しいほどの愛情表現がうざくて、みっともなくて腹立たしくてしょうがない。
でも、ホントはおかんのことがすごく好きなのだ。
おかんうざいと思っていても、いざ他の親と見比べた時、実は自分がいかに愛されていたのかに気づくシーンがいくつかある。
おかんのものすごい一生懸命な愛がときどきすっと子どもたち(友達等含めて)の心に入ってくる瞬間があって、胸打たれる。
のに、次の瞬間無茶苦茶笑いのツボが来たりする。
板羽皆という漫画家、只者ではない。
私はこんな風に子どもを愛しているか。
何か問われた気がする。
子どもと接することが辛くなった時、八つ当たりしそうな時、このマンガを読んで優しい気持ちを取り戻そう。そう思う。
このおかん、ある意味日本の母親の理想像といっても過言ではない。
全国の悩めるお母さんに読んで欲しい1冊だ。(持ち上げすぎか?)
とはいえ全然説教臭くないのでご安心を。
でも、公共の場所で読んではいけない。爆笑する恐れがあるから。。。
思い出し笑いも危険だ。私は既にその発作に見舞われた。作中でも、たけしが母の姿に思い出し笑いして、えらい目に遭っている。
まあとにかく、読んで欲しい。底抜けに面白いので。
最後に、この作品、何で「サムライカアサン」というタイトルにしたのだろう。サムライというイメージとは程遠いのだけどなあ。。。ちょっと作品とイメージが違う気がするのだが。。。
東京ゴースト†トリップ 葉芝真己著 2009.08.31 コメント(8)
彼は花園で夢を見る よしながふみ著 2009.06.29 コメント(2)