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今回は長いよ~。話も重いよ~。( ┰_┰) ごめんな~。
どうも(私の嫌いな)ニュースステーションで取り上げられていたらしい。(笑)NステのHPにそのことについての記事が無いので周辺のブログなどの感想から内容を推し量るしかないのですが、とりあえず始めます。。。
幼稚園は文科省の管轄で、就学前の児童を教育する機関であり、保育園は厚生労働省の管轄で、病気や仕事の関係で育児に支障がある家庭を対象に子どもを預かる施設です。成り立ちの発想は全く違うものの、中身は確かに似たようなものかな。
しかし、簡単に一元化してしまって大丈夫なのか、ちょっとゆっくり考える必要があるのではないかと思います。
都市部では働くお母さんが増え、保育園が足らず待機児童が増えているという問題があり、保育時間の少ない幼稚園が廃園に追い込まれているということです。反対に地方では過疎化と共にどこの園でも児童数が少なく、幼保で児童数を食い合うということが実際ウチの地域でも見られます。
それで、幼保を一元化して効率化を図るということなんだろうけれども、効率化ばかりが先にたっていないだろうか?
Nステでは、「給食室が無い施設は、保育園と見做さない」という厚生労働省・族議員の抵抗で一元化が実現できないというような伝え方であったそうですが。。。
ちょっと待ってください。
0歳から5歳までの子どもを8時間以上預かろうというのに給食室無しで、外部業者の仕出しで済ます施設に、貴方は子どもを預けたいですか?
0歳から5歳といえば、離乳食から普通食まで3~4段階に調理法を分けなくてはなりません。その上アトピーや喘息などのアレルギーを持つ子どもだっています。現在は乳幼児なら1日2回、4・5歳児は1日1回のおやつも出ます。そのおやつも年齢に合わせて違うものが出されています。
外部業者に委託してこんなきめ細かい食育ができるのでしょうか?出来たとしても相当のコストになるのではないでしょうか?夏の盛りにトラックで運ばれてきた給食を乳幼児に食べさせられますか?
施設の設置基準に「調理室を有すること」とあることに何故疑問をはさむのか、私にはわかりません。むしろこの文言は死守すべきものではないでしょうか。給食室不要説というのは、単に都市部に足らない保育園を、規制を緩めて手っ取り早くたくさん作りたいという風に受け取れます。
ところでウチの子は、上は幼稚園、下は少し家庭の事情が変わり、保育園へやりました。
保育時間の短い幼稚園は、最近敬遠されがちなのですが、違う園を経験して、私はむしろ幼稚園の方が良かったなと思っています。確かに幼稚園は2時までで終わりでしたが、子どもの体力には本当はこれくらいがちょうどいいのです。そして、母親にとっても、2時ごろは少し手の空いた時間で、ゆっくり子どもの話を聞いたり、ちょっと遊びに付き合ったり、また、園庭で遊ばせておいてお母さん同士で井戸端会議したり、その2時間ほどというのはなかなか得がたい時間でした。
そして、(ウチの幼稚園だけかどうか知りませんが、)幼稚園というところは、実に積極的に親を幼児教育の現場に引っ張り出そうとします。読み聞かせだったり人形劇だったり、体験教室、歯磨き指導、夕涼み会、運動会。。。と取りあえずいろいろ参加させていただきました。大変だなあと思う反面、先生と仲良くなったり、特に他のお母さんたちととても仲良くなれたことが未だに大きな財産になっています。
お弁当を作らなければならなかったり、子どもを預けて仕事するのはちょっと無理だったりと苦痛な部分もあったのですが、子育てを満喫したい方には、幼稚園はとてもお勧めです。
一方、仕事を始めて保育園に子どもを預けるというのはまた、実に気が楽になります。朝は7時ごろから預かってくれますし、夜も8時とか9時とか。。。そして何よりありがたいのはやはり給食です。働くお母さんにとっては本当に力強い味方です。
しかし、その反面、園にいる間の育児には全く参加できません。無論仕事をしているからしょうがないのですが、園でどんなことをしているのかイマイチ良く分からないし、お友達の名前や顔も(2年生になった今でも)ちゃんと覚えていません。先生とも幼稚園ほどは親密になれなかったし、一番大きいのは、お母さん同士の連帯が希薄だということです。
ウチは小さい学校ですので、1年から6年までずっと同じ固定メンバーですから、何か行事に取り組むにしても、親同士の親密さというのが案外重要になってくるのです。その事に、実は下の子が小学校に上がってから気づかされたんです。
6年生の学級懇談会だと、ぱっと話が弾むのに、2年生の方はものすごく薄い感じ。もう、早く切り上げて6年生の方へ行きたくなっちゃいます。
なんだかこのことに気づいてから、下も幼稚園へ入れたかったなあとつくづく感じてしまいました。
さて。。。突然ですが子育て支援って何だろか。
一概に働くお母さんをバックアップするだけでいいのでしょうか。
保育園に預けるのはホントに楽。でも、それって逃げてない?私の周りにも「保育園に預けたいからパートに出る」という人がたくさんいます。それでいいんでしょうか。
それよりも6歳になるまでは取りあえず仕事はほっといて育児に専念できる、そして、時間が出来た時にスムーズに社会へ帰れるようにするためのシステム作り。というのものも子育て支援。
働くお母さんを楽にするというよりも、むしろ、お母さんが子育てにちゃんとかかわっていくように啓発していくことが今後の日本社会がしていかなければならないことだと思います。
子育ても一期一会です。育児から逃げるな!と思います。少なくとも私は幼稚園でいろんなことに参加して「何でこんなことせんならんの?」とその時は思いましたが、その分楽しかったし、すごく得るものが大きかったと思っています。
お偉いさんは、幼保を一元化して、幼児教育に格差をなくす、管轄省庁を統一してコスト削減、というような考え方をしてらっしゃるかもしれないけど、施設を利用する側にとれば、いろんな園があってそこから一番親や子どもにあったところを選べるというのが本当はベストです。
それでもコストは削減しなくてはならないなら それもしょうがないことでしょう。でも幼保それぞれの長所をつぶすような一元化案であるなら、私は断固反対したい。 スリム化も結構ですが、もしされるなら、同じ施設内でも幼稚園的であったり保育園的であったり、子どもの環境と成長段階に見合った柔軟さを備えることを第一に考えていただきたいものだと思います。
とりあえず、給食室は失くして外部業者に作らせるというような考え方では、とても一元化に賛成できるものではありません。
久しぶりなんてもんじゃないんだけど。 2011.05.08 コメント(4)
運動会と栗コーダーカルテット 2010.10.03 コメント(4)