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駱駝ちゃんから借りて読みました。駱駝ちゃんありがとうね!
1巻の奥付に1996年3月発行とあるので、ゆうに10年は経ってる作品だ。幽遊白書(こんな字だったっけ?)とかHUNTER×HUNTERの人。それらに比べると絵はずいぶん拙い感じなのだけど、これが面白かった。
とあるエイリアンの王子がUFO墜落のショックで記憶を失い、筒井雪隆君という4月から高校生の男の子の部屋に住みつく。(というか筒井君より先に部屋に居座っていた。)
まあ、ほぼこの王子が巻き起こすドタバタに周りが巻き込まれていくという話なのだが、語り口調は淡々としていながら、起こっていることは実にグロかったり、えげつなかったりする。
特にこの王子の非人道振りは(元々人じゃないけどね(^^;;)圧巻で大爆笑ものであり、王子の護衛であるクラフト隊長の「常に最悪のケースを想定しろ!奴は必ずその少し斜め上を行く!!」という言葉は至言である。
王子の悪逆非道ぶりも面白いが、何と言っても本格SF的アイディアがふんだんに盛り込まれていることにも注目したい。
昆虫みたいに完璧なまでに死んだ真似が出来るやつ、人間の皮をかぶって体液をチューチュー吸うやつ(実はそれがそのエイリアンの生殖行為だったり)エイリアンだけでなく、人が人の深層心理の中に入り込んでしまうというものもあった。
さりげなく遺伝子に対する危険やら性同一性障害なんかにも言及していたりして、こんな漫画をジャンプで連載されていたことに、実は一番驚いた。
レベルEは想像以上に面白かったのだけど、それ以降の作品はお子ちゃまっぽくてあまり読む気がしないなあ。
他の富樫作品は面白いんだろか。
東京ゴースト†トリップ 葉芝真己著 2009.08.31 コメント(8)
彼は花園で夢を見る よしながふみ著 2009.06.29 コメント(2)