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Tesoro オノ・ナツメ初期短編集1998*2008 オノ・ナツメ著
1998年からの10年間に同人誌などで発表された14の短編からなる拾遺集。
最初期の頃の絵はやはり、少しなじみの無いナイーヴな線で描かれていました。
でも、10年前の作品も心をぐっと掴まれるのは今と同じ。多少表現に頼りないところがあるものの、やはり読後は心がぽかぽか、そしてほんのりと切なさの残る極上の物語たちでした。
フルーム一家とサンドロ兄妹は、どちらも兄妹や家族のことが描かれているのですが、できればちゃんとシリーズとして読みたいと思ってしまいました。どのキャラクターもとても魅力的なのに、さわり程度しか知り合えなかったという欲求不満が残りました。特にサンドロ兄弟の方は、素敵なパパ、兄妹のそれぞれにいろんなストーリーが隠されていそうで気になってしょうがありません。出来れば新作も交えて、この2作品のシリーズ化希望です。(笑)
その他特に印象に残ったのは、どれも甲乙付けがたかったのですが、冒頭のクマさんと「お弁当にまつわる3つの短編」でしょうか。
あ、もやし夫婦もお父さんがジジの前身かなあと思えて楽しかったなあ。
こういう何気ない日常のひとコマを描いた作品に弱いです。
Tesoro=宝物、大切な物(人)
まさに小さな宝物のように、キラキラと光る14の物語でした。
そういえば、さらい屋とGENTEのレヴューもしてませんでした。
さらい屋、また妙な新キャラ登場ですね。私はちょっと話を読み違えていたみたいだなあ。こちらもそろそろ佳境に入ってくるんでしょうか。しかし、さらい屋の政と竹光侍の宗一郎もキャラが被りますよねえ。どっちもぼんくらなのか大物なのかよく分からないところが。。。
GENTEはリストランテパラディーゾに繋がりましたね。クラウディオの若い頃のエピソードも良かった~。でも今回特筆すべきはやっぱりヴァンナですよねえ。カッコ良すぎます!!
そう言えば、私の行きつけのある本屋さんでは、一般書(もちろん漫画の)にオノナツメコーナーがあり、BLの棚にBassoのコーナーがあるんですけど、ここではリスパラとGENTEはBL扱いなのですよ。オノナツメ名義なんですけどね~。紳士萌え、老眼鏡萌えはBLなのか?お母さんには分からんわ。。。
東京ゴースト†トリップ 葉芝真己著 2009.08.31 コメント(8)
彼は花園で夢を見る よしながふみ著 2009.06.29 コメント(2)