(旧)ぐりぐり寺 寺だより

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2005年03月08日
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移動図書が来たので、安野光雅「旅の絵本II」というのを借りてみました。
絵本は字が少ないから、頭使わなくて済むだろう・・・と思って開いてみると、これが何とも細かい!文字は一つもなく、ひたすら絵ばかり。しかしその絵が、めくってもめくってもヨーロッパの古い町並みを俯瞰図でぎっしり描き込んであって、「ウォーリーをさがせ!」を彷彿とさせるあの感じ。
話の筋?は、中世の服装をした一人の男性が、馬に乗ってヨーロッパの色々な場所を歩いて行くだけです(多分)。ページの見開きごとに広がる中世の風景が緻密なことといったら、目がちかちかします。れんが1個1個、屋根瓦1枚1枚をよくこんなに膨大な数描くなあと妙に感心。人間の数も半端じゃないです。
所どころにローマやフィレンツェ、ヴェネツィアの建造物が顔を出すのがイタリア好きには嬉しいかも。
何となく日本の絵巻物にも似ているこの絵、出てくる建物や人をいちいち見ていたら意外と頭使いました。1978年初版で、今でも書店に並んでいるとは息が長いなぁ。





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最終更新日  2005年03月08日 10時27分56秒
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