45才からのぐうたら生活

45才からのぐうたら生活

2010年03月04日
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カテゴリ: ぐうたら日記
久々に、キたなぁ...。


「遅夜」とは、遅番の翌日夜勤の事である。
つまり、遅番で体力ギリギリまで移乗しまくった後、夜勤で2人で、60人もの人数を捌くちうのは、いくら平和な夜勤であっても、明けに響くお年頃ってワケで。

人生も半分を超えると、かなり回復力が落ちてくるな、ってもうそんなの分かりきってる事なのに、明けたら風呂入ってすぐ寝りゃあいいのに、入りに届いた本が気になって気になって、すっごく眠いのに、2冊も読んじまって、あまつさえ内容がストライクど真ん中だったもんで、2回も読み返しちゃって、アホかお前の就寝15時。

落ちるように入眠...したつもりが、猫に顔をぱんぱん叩かれ、顔の近くで、ふんがふんが布団に入れろと鼻息荒く、布団を持ち上げるが、なかなか入らず、何が気に入らないのかダッシュで逃げる。
これを3回ほど繰り返し、やっと腕枕に収まってくれて...眠い...。

腰の痛さに目が覚める。
時計を見ると、深夜0時。


もぞもぞ起きて、カレーライスもそもそ。

寝る。
腰が痛い、サロンパス。

眠るんだけど、腰の痛さに目が覚める。
眠い...痛くて寝てられない、でも眠い。
体制を変えながら、根性で寝るが、どうもいかん。

あ~ダメだ、接骨院に行ってこよう。

昼過ぎ、起き出すが、やっぱり腰が痛いのココロ。
ハラ減った。

カレー食う。
全身の力が抜けてて、何もする気になれず。


町内会費納入のご案内が来ていたので、金を用意しに、ああ、面倒くせぇ。

近頃、夜勤明け休は、へろんへろんで、何もしない事が多くなってきた。
薄曇りで雨も降ってないし、そんな寒くないから、久しぶりに自転車でもと思っちゃいるが、車に乗るのも億劫で、やっと動いてる感じのオイラちゃん。

若い同僚でも、やっぱり似たような状態らしいから、まあ、オイラだけが体力に乏しいわけじゃないようで、ちょっと安心するものの、休日は有効に使いたいなぁと思う心と実際の体、なかなか難しいようで...。

昨日の夜はねぇ、平和だったのよ。


頻尿のDさん、トイレコールが4回しか無かった。
目が覚めると、トイレのSさん6回。
オムツ外し放尿で、更衣2名。(朝の一番忙しい時間にさ...)
あとは、まあ、コールも離床も、いつも通り。

2人で、60名を離床するもんで、起こしの時間は戦場です。
自力で起きて食堂まで来てくれる人が10人くらいかな。
老健てさ、本来、全介助の人は、いはずなんだけど、実態は特養だから。
老衰でこうなってんだから、リハビリもクソもねえっつんだ。
と思いつつ、リハビリ行こうね、とかさ。
時々、無性に嫌になる。

必要なのは、「老健」じゃなくて「特養」。
国が造るべきは「特養」なんだって事をもう少し分かってよ。
と思いつつ、この間、

「○○(施設の名前)ってさぁ、待機人数700人なんだって聞いた?」

と同僚が情報をくれた。

700人待ってる間に死んじゃうよね、その間、何処にも入れないワケでしょ、だいたい介護になるなんて同じ世代が一斉なんだから、おかしくなる速度も、そうたいして変わらないはず、それなのに施設数も職員数も、あまり変わらないんだから、そうなるよね。

これから、そんな人がどんどん増えてって、益々、にっちもさっちもいかなくなるな。
まあ、体の続く限り、景気無関係で食ってける職業だけどね。
60近い介護士と、60超えたナースが、ひーこら言いながら老人介護してる現場を見ると、老老介護最前線て感じで悲しくなるね。

若い世代をって言うけど、若い人に老人の気持ちは、分からんよ。
論理は分かっても、やるせない気持ちは分からない。
40超えて、自分の体にガタが来始めて、やっと、努力じゃどうにもならないって事が分かるんだからさ。
20代の頃、おじさん、おばさん達見てて、何でああなんだろって思ってたけど、自分がそうなってみて、やっと本当に分かるんだよ。

だからそこんところを理解しないまま、老人を家に引き取ると、大変なメに遭う。
昨今、家で暮らせるレベルなのに、家族は引き取り拒否してるトコも多い、帰っても1人暮らしで心配だから置いて下さいって、自分達は引き取る気ゼロな人ばかりで、本当に入らなくちゃならない人が入れないって現実もあって、言い方悪いが、どう追い出すかも検討事項なんだよね。

いきなり介護老人が家に来たら、パニックなんだろうけどさ、あたしらに言わせれば、このくらいのレベルなら、楽なもんだよ、と思えて仕方ない。
分からなかったら勉強しろよ、分かるようにしろよ、とも思う。

確かに年寄りは面倒だ。
それは分かる。
我が儘で傲慢で、でも、アンタらだって充分我が儘だ。
アンタらも、近い将来、確実に、そうなる。

そして施設で思うんだ。

「家に帰りたいなぁ...」

自分達の生活が壊れるのが何よりも嫌で、親を施設に入れて死ぬまで面倒見てよ。
って人の何と多い事か。
まあ、実際、働いてみて分かる事だけどね、施設の種類もね、「老健」と「特養」が、どう違うのかなんて、教科書読むまで分からなかったからさ。
施設に入れてよかった、これで一生安心だ。

でも、入れた施設が「老健」だった。
3ヶ月で出て行ってね、チャンチャン!

老健は確かに入りやすい。
回転が早いからだ。
本来の目的は、リハビリ施設、リハして家で暮らせるレベルになって帰る期限が3ヶ月。
もしくは6ヶ月。

でも実際は、リハビリしてもどうにもならない人ばかりが、一生、いる気で入ってくる。
「老健」で死ぬ事は出来ないのに。

最後は、「病院」と「老健」を往復して、病院で死ぬ。
その時の家族の負担は、結構なものですよ。

私たちが一番何に腹を立てているかと言うと、
預けたきり、面会にも来ない、もう帰っても差し支えないのに、独居を理由に置いてくれと言う身内に対してだ。
入所してる老人達にじゃない。

こんのクソババア、捨てられて当然だ!
と思う人も多いけれど、何故、ここに置いてかれたのかを一番理解し、諦めて、職員につらく当たって気を紛らわせてる気持ちもよく解り、この腰の痛さに辟易しながら、無意識にさすりつつ廊下を歩いていると、

「あんた、腰痛いのかい?無理しちゃダメだよ、あたしが叩いてやるよ」

なんつって、職員の腰をトントン叩いて回る、何かと口うるさい、クソババが居たり、意地の悪い姑のように、小さいアラを見つけては、くどくどと言って回り、皆から嫌がられているババが居たり、施設は、大家族のよう。

腹が立って、おかしくて、楽しくて、疲れて嫌になったり色々だ。

どんなに腰が痛くて眠れなくても、へとへとでも、
何故か気になる、年寄りたち。

それはね、ウチのばーちゃんだから。
施設に入ってきた人は、もう、ウチのじーちゃん、ばーちゃんになっちゃってるからだと思う。
どんな人でも、嫌なジジババでも、ウチの人間だから仕方ない。
早く出て行けと思いつつ、出て行ったら行ったで淋しいもんだよ。

そんな気分も味わえず、見送る家族って、どんなもんなんだろうね。
日々、複雑な思いを抱えつつ、人手不足に喘ぎつつ、たまの休みを楽しみに、休んだら休んだで、気にもなり、ほんと複雑。

だだ変わらないのは、昔も今も激戦区って事だな。
もっと楽な仕事もあるだろうに、あたしバカか。

と自分でも思う。

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Last updated  2010年03月04日 14時22分25秒
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