最近の関心事・思う事

最近の関心事・思う事

2010.10.17
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※幽遊白書を読んだことがなく、ストーリーを知りたくない人は、試合の結果についての記述があるので画面を閉じて下さい。

幽遊白書のアニメを毎週見る気になったけど、この時点ではまだ私の中ではセーラームーンが優勢だった。

当時、美少女戦士セーラームーンRが始まっていたけど、イマイチ乗り切れなかった。

しかし昨年のシリーズのビデオレンタルが次々に始まっており、レンタル開始日にビデオショップに通っては、全部借りられていたと嘆く日も少なくなかった。今年のセーラームーンにはガッカリしていたけど、去年のビデオが今出ているので、私の中ではかなり熱かった。

セーラームーン最初のシリーズの何が良かったのかというと、

1:敵がカッコ良かった。四天王の服がカッコ良かった。

2:ゾイサイトの声が良かった。

3:本来は子供向けアニメのはずなのに、作中に使用される音楽がかなりアダルトな雰囲気を醸し出していた。この当時の音楽は今考えても完成度が高い。変身シーンとセーラームーンの必殺技のシーンに使用されている音楽もカッコ良かった。

4:「R」のちびうさのようなウザキャラがまだいなく、親友なるちゃんの出番も多かった。

5:うさぎ達の遊びっぷりがはじけており、いつか麻布十番に行ってみようと思った。

セーラームーンRの変身曲も悪くはないけど、初期シリーズには及ばない。敵もゾイサイトみたいな魅力的な外見のキャラがいない(プリンスデマンドはいいけど)。タキシード仮面との仲も険悪になるし、ちびうさはいらないしで、Rはそろそろ見るのをやめようと思っていた。もうゾイサイトは出てこないし、私の中で、別にハマれるものがあるならそちらに移りたいと思っていた。

そんな微妙な心境の中、アニメ幽遊白書では玄海vs死々若丸戦が終わり、玄海が勝利した。幽遊白書も見るものが無くなるかと思っていたが、何回か録画した映像を再生するうちに、戸愚呂チームに目がとまった。

戸愚呂チーム

ここで初めて鴉の存在を意識した。弟の肩に乗る戸愚呂兄の姿が不気味で、弟はゴツくておっかなそうだし、よく分からない鎧をつけた無口なのもいる。浦飯チームの最大の敵だけあって見るからに怖そうな連中なのに、鴉は案外よくしゃべって社交的だ。

こんな怖そうなチームも普通に世間話をするんだなと思った。

しかも他のチームと違って余裕で裏御伽戦を観戦している。妙にカッコ良さを感じた。

そしてその思いは51話で決定的なものとなった。

準決勝で初めて戸愚呂チームが戦う姿を目にした。(もう1つの準決勝では浦飯チームが裏御伽チームを破って決勝進出を決めている。)

弟は玄海と会っていて不在。戸愚呂チームは3人だけで五連邪チームと対戦する。

鴉は一番最初に出てきた。相手は当たるとヤバそうな酸の玉を投げてきたけど、ほとんど動かずかわしてしまう。

鴉には対戦相手の力量が透けて見えるのか、無表情の中にもどこか笑いを含んで見えた。

興味を引かない相手との対戦に飽きて、この後簡単に相手を爆破してしまう。

次の試合の武威と戸愚呂兄も余裕で勝利するけど、この2人は戦いのスタイルが分かりやすいのに対して、鴉は技の本質が見えず何か大きな力を秘めているように感じた。

「鴉はめちゃ強そうだ」と思った。

しかも同じチームにいながら、鴉と武威は常に戸愚呂兄弟の命を狙っているとのこと。さすが最強チーム。普通じゃない。

幽遊白書 鴉

この後鴉は廊下で会った蔵馬を軽く挑発するんだけど、やはり強敵というのは思想も普通ではないようだ。蔵馬がこんなに怒ったのは、鴉の見えない技にビビっているのを見て、わざと後ろから首を触り、怯える蔵馬の髪を触ってからかい楽しんだからだろう。

鴉は妖怪でありながら人間のような容姿をして、綺麗な言葉で話す。他の妖怪のように暴力に訴えず、優しそうに見えるのに実は残酷で思想が壊れていた。

そんな鴉と蔵馬の試合が気になった。前に借りた10巻と11巻をきちんと読んでいなかったと思った。

早速古本屋で10巻と11巻を買い直した。どんな試合をしていたのか、ドキドキしながら見た。

原作の鴉はアニメよりも影の部分が強くアダルトだ。子供の目には留まりにくいかもしれない。

幽遊白書 鴉

鴉の実力は期待以上だった。蔵馬は見えない技に対抗するため、魔闘家鈴木にもらった薬で妖狐になった。

鴉の技の正体は爆弾で、蔵馬の妖力が低すぎて見えていないだけだった。

爆弾を操る支配者階級(クエストクラス)って格好良くないか?

妖狐になって一時試合は蔵馬優勢になったものの、マスクが外れた鴉もパワーアップした。爆弾の衝撃で蔵馬は元の姿に戻ってしまった。しかも相当なダメージを受けて妖力も落ちている。

それにしても変身鴉がかっこいい。ほとんど鴉の勝ち試合だったけど、最期の最期で、蔵馬がやっと鴉の胸に付けた傷に召喚した吸血植物が食いつき、心臓を食い破られ、血を吸いつくされた鴉は絶命する。

かなり衝撃的なラストだったけど、鴉は試合には勝利するんだな。

その後の飛影vs武威はちょっと武威が・・・て感じだったし、戸愚呂兄の試合はグロ&下衆すぎて、ますます蔵馬vs鴉の試合が印象に残った。

漫画を読んでますますアニメの試合に期待がかかった。

しかし録画したビデオを51話は何度も再生したのに対して、蔵馬vs鴉戦はこの後15年間、10回も再生することは無かった。それは55話・56話の鴉の映像の中で、いくつか気に入らない箇所があったからだ。

原作の変身姿を忠実に再現してほしかったのに、何故鴉の髪を強めのソバージュにしたのか分からない。ソバージュを提案した人の話を聞いてみたい(金髪はいいと思うけど)。

しかし最近10年ぶりくらいに映像を見て、蔵馬vs鴉戦の完成度は悪くないと思った。やはり何ヵ所かの映像は気に入らないけど。今でも伝説的に人気の試合らしい。

今は原作の変身前の鴉も気に入っている。やっぱり大人向けのキャラだね。

幽遊白書 鴉 との出会い 9 に続く←工事中






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Last updated  2010.10.22 23:11:37 コメントを書く
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