最近の関心事・思う事

最近の関心事・思う事

2017.01.09
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ここ最近立て続けに昔のトレンディドラマを見ている。
精神的に疲れているのかな。

「君の瞳に恋してる!」は、1989年1月~3月にフジテレビの月9で放送されていたドラマ。

主な出演者は以下の通り(詳しくは wiki を参照)↓

高木瞳(女子大2年)・・中山美穂

望月麻知子(フリーターでD.Jをやっている)・・菊池桃子

小林照代(昭和銀行に勤める)・・藤田朋子

宮下耕平(大学2年生※青山学院大?)・・大鶴義丹
森田茂樹(ラジオ局プロデューサー)・・石田純一

宮下螢子(耕平の姉・29歳。通訳の仕事をしている)・・かとうかずこ

中村冴子(瞳の大学の友達)・・田中美奈子

山下康(大学生。冴子の彼氏)・・吉田栄作

大場貴美子(瞳達の高校時代の友人。当時担任だった俊幸と駆け落ちし一児をもうける)・・森恵

大場俊幸(瞳らの高校時代の教師)・・原田大二郎





小学校5年生の時に放送されていたが、本放送で見ていたのかは覚えていない。
中学・高校の頃、夕方によく再放送をしていたので見ていた。

しかし話の内容はほとんど覚えていないし、ドラマのタイトルも忘れていた。覚えていたのは以下だけ↓

・エンディングで女3人(中山美穂と藤田朋子と、あともう1人)が歩いている。
・相手役の前田耕陽がしつこい。

改めて全話視聴した感想を以下に記す(登場人物は基本的に「役名」で書きます)↓

吉田栄作と田中美奈子も出ていたのか。
当時、吉田栄作を何かのドラマで見て「カッコいいな」と思っていた。その後すぐに人気が出て、「もう誰も愛さない」に繋がる。藤田朋子演じる「照代」にキスしたシーンを見て「このドラマだったかもしれない」と思った。

田中美奈子はバブル時代のトレンディドラマには欠かせない女優。イケイケで派手な感じが当時から好きだった。

吉田栄作演じる「山下康」は、田中美奈子演じる「冴子」の彼氏。冴子は中山美穂演じる「瞳」の大学の友人。



冴子は瞳の友人としては悪い人ではない。むしろ友達にこういう人がいた方がイイ男と出会えそうだ。
でもダサい人とは交流しないだろうから、瞳のような、外見や私生活が自分と同じ派手な人としか友達にならないだろう。

しかし山下とは別れてしまうんだな。山下は、偶然出会った瞳の親友「照代」に惚れられてしまう。
照代は瞳や菊池桃子が演じる「麻知子(まちこ)」の親友とは思えない位生真面目で身持ちが固い。
会社でも付き合いが悪いので出会いもないし興味も無い。「性」への関心を下品だと思っている。


山下とドライブデートに持ち込んだものの、「(SEXするなら)結婚してくれますか?」と言って相手を引かせてしまう。
しかし最終的には「両思い」として山下と照代は付き合うことになる。

このドラマで一番の役得は藤田朋子だろう。

だって
麻知子=耕平(大鶴義丹)
瞳=ゲン(前田耕陽)
だし。

大鶴義丹はこの時代の(ちょっと金持ちボンボン系の)リアルなリア充大学生といった役所で、外見は年相応に大人っぽいが当時から顔が好みじゃなかった。

前田耕陽は当時のアイドルグループのメンバー。しかし「ガキンチョ」というか子供っぽい。高校生みたい。惚れている相手の名前が「瞳」のせいか、初代「あばれはっちゃく」の長太郎を思い浮かべた。
物語の途中まで、(金持ちボンボンの)プータローだと思っていたが、会話の内容から耕平と同じ大学に通っているようだ。

彼については後で書きます。

吉田栄作は(金持ち坊ちゃんで)ハンサムな、モテモテリア充大学生。背も高くて大人っぽい。
でも意外なことに付き合っている友人の男性達は皆冴えない感じだった。

「 君の瞳に恋してる! 」は80年代のドラマらしい作りだが、90年代初頭のトレンディドラマへの移行期の作品だったんだと思う。
全10話だが、80年代ドラマの空気を纏いつつ、少しずつトレンディドラマの色を出し始めている。製作スタッフが試行錯誤した結果、後の月9・トレンディドラマが形作られたのだろう。

80年代ドラマらしい点・・(特に)社会人未満の男子学生は「性」の事で頭がいっぱい(シモネタ風の展開が多い)。今見ると下品な感じもする。しかし中高生よりかは大人な分、多少はマシに見える。

90年代のトレンディドラマの「顔」を感じた点・・大鶴義丹や吉田栄作、田中美奈子は後にブレイクするトレンディ俳優。80年代は10代が沢山出てくる「アイドルドラマ」っぽい作品が多く全体的にエッチな雰囲気があったが、少しずつ20代以上の「大人の俳優」が中心になり、ドラマは落ち着きを見せ始める。

同じバブル時代のトレンディドラマでも、80年代と90年代の作品は違う。
80年代は「非現実でゴージャスでコミカルな展開(一部作品に「毎度お騒がせします」風の80年代らしいエッチな展開も見られる)」が多い。
90年代に入ってからは、「現実的・都会的・大人の恋愛」の作品が中心になる。

主人公の瞳たちが暮らすマンションは「代官山」にあるので、一見「あり得ない」ように見えるが、
家賃は14万。当初は麻知子と二人でルームシェアだったので、一人7万。
現代でも防犯に配慮した、キレイな女子寮を借りようとするとこれ位はするだろう。瞳の実家はそこそこ裕福だろうからあり得ると思う。
その後照代と3人でルームシェアをすることになるので、一人5万円足らずで住める。

麻知子はフリーターだけど、DJをやっているし、現在と違って稼げる職業形態だったのだろう。

同じマンションの隣でルームシェアをするゲンと耕平もそこそこ裕福なんだろうからあり得そうな話だ。

「すてきな片思い」は90年代の作品らしく都会で暮らす若手社会人をリアルに描いていたので、週休1日で毎日大変そうだと感じていたが、「君の瞳に恋してる! 」は19歳~20歳の大学生の暮らしが中心。
麻知子はフリーターなので、朝もゆっくり寝ていられる(ラッシュ時の通勤列車に乗ることはない)し、照代は銀行員。どうやら土日が休みらしい。銀行は一足早く週休2日制になっていたみたいだね。

「すてきな片思い」よりも「ゆとり」あるシティライフが実現出来ていて楽しそうだ。


さて、「君の瞳に恋してる!」の最大の見所は「瞳の恋の行方」。
全10話中、少なくとも9話までは、瞳は石田純一演じる、ラジオ局プロデューサーの森田茂樹の事が好きだったはず。二人は両思いだったのを、付き合ってすらいない元(ゲン)が「オレとアイツとどっちが好きなんだ!」と押せ押せで瞳に迫り、最終的に森田から奪った形だ。
(※厳密には、通常であれば森田と瞳は100%くっつく展開だったのを、デートを中断しないといけない位の森田の忙しさと、いい所で電話が入ったり、無神経な別居中の妻が訪ねてきたりetc・・の偶然の悪い展開が重なったことによるすれ違いもあったが)

全くドラマの内容を覚えていないせいか、色々と意外な展開だった。
ドラマが始まった当初、瞳はすぐに森田に惚れた。私は森田はかとうかずこ演じる宮下螢子が好きなのだと思っていたので、グイグイ森田に積極的になる瞳はすぐに失恋し、ゲンと両思いになると思っていた。

しかし瞳の森田に対する思いは本気だ。だがドラマのクレジットでは元(ゲン)が相手役になっている。やはり森田には他に好きな女性がいて瞳があきらめる展開になるだろうと見ていたが、物語が進むにつれて、森田も瞳に本気であることが分かった。

「すてきな片思い」でいえば、潮崎に迫られながらも心は野茂にあるように、
森田=野茂のポジションになっていた。

一方、ゲンは一人だけ80年代のアイドルドラマさながらに、思春期っぽい性欲をちらつかせながら、恥ずかしい位しつこくしつこく瞳に付きまとう。
(「瞳ちゃん瞳ちゃん瞳ちゃん」言いながら、森田のことを考える時間を与えないため、5分おきに電話攻撃をし、ベランダに出れば同じように出てきてOKするまでデートを迫るetc・・)

これが「主人公の相手役」で良かったのかね?皆そう思ってるのかな?
このドラマは10代~大学生位までの視聴者が多そうだから、年食った森田よりもゲンの方が視聴者と年が近い分支持を得られたのだろうか?

途中からゲンは相手役として考えられなくなった(顔が好みでないが、大鶴義丹演じる耕平の方が年相応の分別がある分、よく見えた位)。森田とくっつくと思っていたので私も自然と応援するようになっていたのだが・・新幹線で森田の所へ行こうとした瞳を強引に妨害した時は「いい加減にしろ」と思った。瞳はゲンと付き合ったことも無ければ、好きだと言ったこともないのに。

「強引にアタックする」と「しつこく付きまとう」は違うと思うが。

何でゲンとくっついたのか分からん。それにしても吉田栄作がカッコよかった。藤田朋子良かったね。
書き忘れたけど、原田大二郎(の役)が嫌だ。貴美子は何で結婚したんだろう。





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Last updated  2025.01.21 21:47:49
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