2006/09/06
テーマ： 今日のワイン(6013)
カテゴリ： Degustation
色は２０年経った所を感じさせない位濃い。先日の偽悪化のワインと変わらない位だ。香りには黒スグリ、ミュール、プルーンの黒果実がドミナントで非常に強い。丁子、八角のエピスに麝香が混じる。複雑な第三アロマ。口の中では黒果実の重層さを感じる。タンニンもまだ少し残っていてワインはまだ完全なPeakを迎えてないようである。フィニッシュは中庸で、最後に獣を感じさせるところがTerroirか。良いワインであるが難を言えば野卑な強さが目立ちもう少しFinesseと華が欲しいところである。まあ、ジビエに合わせるには丁度良いかもしれない。
Meursaultの時にも書いたが因みにCharmesの意味については色々なワイン本に書かれている「魅力」（現代語）は間違いで、古語で「一度耕され放棄された平原（Champs）」の意であるとされている。このGevreyだけでなく、Meursault、Chambolle, Puligny等Charmesと呼ばれる場所を考えると納得が行くであろう。
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