老舗、中堅のドメーヌの作りで同じビオだが前日のシャンパーニュとは全く違うスタイル。前日のが花梨、リンゴのように少し重心が低く、噛みしめれるような厚みが有り、最初の一口からインパクトを感じる「今風のビオ」に対し、こちらは淡く軽やかな白果実が中心。 BdB 、 VT も新しいという事も有り、繊細、エレガントでまあ、「クラシック」と言えるのでは無いだろうか。鮮烈な印象は残さないが、外連味無く安心して飲める。まあ、 Extra Brut 表示ならもう少しドザを減らして欲しい(4 g/l )ような気もするが、この廉価版なら及第だ。
シャンパーニュは色々と飲んできたが、スタイル的には「今風ビオ」か「クラシック」の x 軸、質的には「美味しい」か「それ程美味しくない」の y 軸で作られる4つの象限で分けられるように思う。そうするとこのワインは多分 x =10、 y =0辺りだろう。特に感動もなく、特に落胆もない。まあ、結局のところシャンパーニュはそんなもので良いという気がする。(異論は認める)
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